恵那山

野熊ノ池に一人

  
  

急に目の前に「野熊ノ池避難小屋」の標識が現れた。ちょっと登山道から離れるようだけど、ちょっと寄ってみる。避難小屋はかなり立派な造りだ。丁度よい休憩場になった。ザックを下ろして小屋の中に入ってみると、中も比較的綺麗だ。万が一のために床下には非常食も完備されているらしい。

  

飴ちゃんで糖分補給して登山道に戻る。するとちょっとした広場にテーブルとベンチが現れた。ここが野熊ノ池。山の中とは思えないほど洒落た休憩スポットだ。帰りにはここで休憩しよう。

今までは岐阜県側を歩いてきたが、ここからは長野県側を歩くことになる。

恵那山

野熊ノ池避難小屋へはちょっと登山道から外れる。

恵那山

立派な避難小屋だ。ここで小休止。

  
恵那山

避難小屋からちょっと進むとテーブルとベンチが現れた。

恵那山

ベンチの近くには小さな池がある。

恵那山

ここが野熊ノ池。伊那側に水が流れ出ている。


  
恵那山

抜けるような青空。気温も上がってきた。

恵那山

カラ松の林の中をノンビリ歩く。

恵那山

ルートは山頂に向かって県境の尾根へ。だんだんと景色も良くなってくる。

  
恵那山

登山道から南側を望む。恐らく一番遠くにかすかに見えるのが大川入山。


野熊ノ池から登山道はカラ松の林の中に入っていく。ここまでは登山道の整備もされており、急登もほとんどない。初心者には最適なルートだろう。

カラ松林を抜けるとちょっとだけ登りが急になるが、その代わりに視界も開けてくる。南を振り返ると谷を挟んで続く稜線の先には大川入山がうっすらと見えている。

     
恵那山

こちらは黒井沢。1,718ピークが見えている。

登山道は傾斜が出てきたが足が痛くなるほどの急登ではない。むしろどんどん高度が上がるにつれて涼しい風が吹くと、とても心地よい。

こりゃ雪の心配はなさそうだな。


  

登りきったあとはひたすらなだらかな尾根を歩く。どうやら県境に沿って歩いているようだ。

  

ノンビリ歩いていると、いきなり日陰に残雪が現れた。しばらくすると石がゴロゴロした狭い登山道に変貌していく。地図を見ると、ここは山頂を岐阜県側から巻くようになっている。更には日陰のせいか、徐々に登山道にも残雪が現れてきた。

もうちょっと歩くと水場。あとちょっと頑張ろう。

恵那山

登山道は再度なだらかになってきた。ここから登山道は少しずつ変わっていく。

恵那山

やはりまだ雪は残っていた。登山道は大丈夫かな?

  
恵那山

あと700mほどで水場だ。日陰の針葉樹林帯を進む。

恵那山

遂に登山道にも残雪が現れた。気を付けていけば問題なし。

恵那山

先ほどの登山道とは様相が変わった。もう急登はないだろう。

  
恵那山

鬱蒼とした針葉樹林の中を歩く。まだ先は長いのだろうか。

恵那山

ようやく現れた水場。

恵那山

雪解け水だね。

  
恵那山

あちこちに咲いていたバイカオウレンの花。

恵那山

あちこちで群生している。日陰の方が好きなのかな?

針葉樹に覆われた中、あちこちに小さな白い花が現れた。よくよく見るとバイカオウレン。あちこちで群生している。これまたここでも春が残っていたよ。


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