岩巣山 ~最後の旅~
最高峰は元岩巣
途中の分岐にある指導標に注意書きが貼り付けてある。どうやら岩巣山山頂から道に迷って遭難したケースがあったらしく、岩巣山から先の道はバツ印が付けられている。岩巣山山頂へは東海自然歩道から外れ、しばらく歩いていくことになる。
まだまだ暑い中をしばらく歩いていくと、岩巣山山頂だ。木々に囲まれた山頂は見通しは無く、三角点があるのみ。ここでお昼ごはんとしてもいいのだけど、もうちょっと風通しが良く、景色のいいところで食べたい。確か戻ったところで元岩巣と呼ばれるピークがあったはず。前回もそこで北風をしのぎながら休んだっけ。じゃ、そこまで戻ることにしよう。
東海自然歩道を離れ、山頂を目指す。
お、山頂に着いたようだ。
ここが岩巣山山頂。実に14年前木村さんと登って以来だ。
意外に狭い山頂だけど、14年前と比べると木々が切られて多少は広くなっているかも。なにはともあれ、今日の目的地にはたどり着くことができた。
三等三角点。点名は「上品野」。
暑いせいか、登る人は少ないようだ。
順調に山頂から来た道を戻っていく。元岩巣へはこれといって標識も無いため、途中で左に延びている踏み跡を登っていく。ピークに出たところが恐らく元岩巣だと思うけど、こんなところだったっけ? まあ、疲れたし、ここからは多少見晴らしもいい。そして何よりも木陰になっているので、ここで食事としよう。いや~疲れた。
東海自然歩道の分岐に戻ってきた。
元岩巣の標識はどこを探しても見当たらない。
左に延びている急登を一気に登っていくと、ちょっと広いピークに出た。ちょうど良い広場なのでここでお昼にしよう。暑さであまり食欲が無いけど、食べないとバテてしまう。
ピークにあった何かの境界を示す杭。
これは何だろう? 基準点はここには無いはず。
ヘリが一機飛んでいく。事故とかなければいいが。
食事も済み、体力も多少回復した。これから岩屋堂まで一気に下る。展望台から岩屋堂へは急な下りだけど、日陰なのでまだいい。しかし岩屋堂に着いたときは再び汗でびっしょり。ちょっと休憩していく。
お腹も満たされて下山。
往きに立ち寄った展望台を過ぎる。
急な下り。岩には鎖が設置されている箇所も。
山歩きに慣れていない人は岩屋堂から先は避けたほうがいいかもね。
竹薮が見えてきた。
岩屋堂に戻ってきた。この時点でも汗びっしょり。