瓢ヶ岳 ~山は待っていてくれた~
かなり遅い登り初め
いつもだと年が明けた日は天気が良ければそのまま近場の山に登っている。しかし2020年の年明けはこれまでとちょっと、いや、かなり違う。今はようやく3月に入ったばかり。でもって今年はまだ山に登っていない。
私事ではあるが、年末に家族に不幸があり、それどころではなかったのだ。やはりやることが大量にあり、ほぼ自分一人で動いているが、仕事を持っている身なので本来山に登る週末はすべて潰れてしまう。
まだまだやることたくさんあるけど、ようやく少しずつ身の周りも片付いてきたので、実に三ヶ月ぶりに山に登る。いきなりきつい山は無理なので、近場で短時間で登ることのできる瓢ヶ岳へ。そう、いつもの瓢ヶ岳だ。多分いつものペースで登るとバテるので、ゆっくり行こう。
登山口のある林道から手前が松鞍山、遠くに各務原アルプスや尾張の山々。なんと市街地は雲海の下だ。
車で登山口への急坂を進む。自宅を出るときは辺り一面霧に覆われていたが、天気はなんとかいいようだ。登山口から各務原アルプス方面を望むと、なんと山々が雲海に浮かんでいる。この辺りにしては何とも珍しい光景だ。
荷物は軽くしてきたはずだが、やはり重い。今日はSVEAも持ってきたしね。
三ヶ月ぶりに登るけど、果たして山頂まで行けるかな?
今年は暖冬なので、雪のひとかけらも見当たらない。
いつもと変わらない登山口。もう何度もここから登った。今日はボルダリングに来た人もいるようだ。
寒いと思って厚着してきたが、思った以上に暑いや。
迷わずにまずは最初の分岐に到着。
このまま植林帯の中に入っていく。
植林帯の中の登山道を登っていく。以前と異なるのは、標識やテープが増え、踏み跡が明瞭になっていること。初めての人だとうっかり踏み跡を外れる可能性もあったけど、今はよほどのことがない限り大丈夫だろう。
更に登り、南岳からの登山道と合流する骨ヶ平に到着。ここでスポーツドリンクをちょっと飲み、すぐに山頂に向かう。ここからは登って、一旦下って、そこから山頂に向けてひたすら登る。何度も歩いたせいか、さほど足の筋肉が張ったり、息切れすることはない。久しぶりにしてはいいペースで登れそうだ。
針葉樹の植林帯の中を登っていく。なかなか雰囲気はいい。
お日様も昇ってきた。
ここを登りきれば骨ヶ平。
最近良く見る倒木。台風の名残か。
骨ヶ平に到着。右は片知山から南岳を経てここにつながる。一回だけ歩いたことがあるルートだ。山頂へはここを左。
山頂に向けてひたすら登る。前回す~さんはバテてしまった。
奥瓢からのルートに合流。山頂は右へ。
山頂の看板が見えてきた。眺めはどうだろう?