烏帽子岳~念丈岳 ~中アの玄関口~
雲海に浮かぶ南アルプス
往きは小八郎岳に寄っていく。小八郎からは烏帽子岳がよく見えるはず。
いつの間にか小八郎岳との分岐に到着。右が小八郎岳、左が巻道だ。まずは小八郎へ寄っていく。早朝の小八郎からの眺めはどうだろうか。何よりも後方に烏帽子岳がド~ンと見えるはず。ちょっとだけ頑張れば絶景・・・だろうな。
ここは「山ガールと呼ぶな」其ノ三の舞台。みんなこの小八郎岳への分岐手前でバテバテだったけど、実際はさほどキツい登山道じゃなかったね。
緑の木々の中を登っていくと、東屋が見えてきた。あそこが小八郎岳山頂だ。
随所に見られるヤマツツジ。いい色だ。
さほど急登ではないので、ぜひ立ち寄りたい。
山頂直下の分岐。右へ行くとすぐ山頂だ。
東屋が見えてきた。小八郎岳山頂。
おっと、お日様もちょうどいい具合に顔を出したよ。
石碑のある山頂に到着。ここは片桐小八郎景重の夏城、つまりは避暑地として言い伝えがあるところ。確かに眺めはいいし、避暑地には絶好のところだ。昔は鳩打まで登るのにも一苦労だったろうな。
石碑の向こうは尖った烏帽子岳。そして反対側の木々の向こうは南アルプスが連なっているのが見えるけど、まるで雲海の上に浮かんでいるようだ。標高は1,470mと周辺の山々と比べると低いほうだけど、この景色は素晴らしい。
この小八郎岳は鳩打から一時間もかからず、比較的簡単に登ることができるので、登山初心者には最適かもね。
小八郎岳山頂にある片桐小八郎景重の碑。バックには独特の形をした烏帽子岳。
小八郎岳山頂から南アルプスが見えている。こんな街の近くの山からこれだけ見ることができるとは凄い。
上の写真はちょっと露出オーバーの部分があったので、改めて全域を見やすいようにつなぎ合わせてみた。蓼科山から八ヶ岳、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見、荒川三山、赤石、聖、光と南ア一線級の山々が一望。
八ヶ岳方面へは雲海が広がる。盆地独特の地形ならでは。
いつ見てもカッコいい形の塩見岳。南アにはまだ踏み入れていないので、塩見には是非登ってみたい。
再度背後の烏帽子岳を見上げる。まずはあそこまで登り、そのまま稜線伝いに念丈岳を目指す。行けるかな~?
四等三角点。点名はそのまま「小八郎岳」だ。
山頂全景はこんな感じ。お弁当には最適。
展望指針盤。これは以前からあったね。
いつまでも景色を楽しみたいけど、ここで時間を費やすわけにはいかない。烏帽子岳山頂からの景色を期待しつつ、小八郎岳山頂を後にする。
道なりに下りていけばそのまま烏帽子岳への登山道に合流する。ここから長い烏帽子岳山頂への道のりが始まる。
まずは小八郎岳から下山。
きれいなヤマツツジだ。
木村さんと登ったのは7月半ば。ササユリが咲いていたっけ。
烏帽子岳登山道に合流。もう一回書くけど、烏帽子岳に登る際は小八郎岳にも寄ったほうがいいよ。