汾陽寺山~権現山 ~初心にかえろう~
今日は二座周回
毎年元旦は近場の山に登るのが恒例となっているのだけど、なぜか3日にも同じように山に向かっている。というのも、年末年始休暇といっても6日間なんて日頃できないことをやっているとあっという間に過ぎていく。貴重な休日を有意義に使いたいことから年明けの1日と3日は山に登っているわけ。今年は3日は金曜日で土日は休日。中には4日は休んで9連休という者もいるが、年末に仕事を残してしまったので、年明け早々の締切までに頑張らねばならない。
そんなわけで次の日の4日は出勤のためあまり遠くの山へは行かず、前々から気になっていた武芸川の汾陽寺山とその東の武儀の権現山に登る。汾陽寺山と権現山は県道を挟んで東西に位置する山だけど、周回コースとしてはよく歩かれているらしい。
明け方は少し雪がちらついたのだろうか、道路の脇には薄っすらと雪が積もっている。 県道59号を関の市街地から武芸川へ走り、寺尾ヶ原千本桜公園の駐車場に停める。春にはお花見で人がいっぱいの桜並木も今の季節はたまに車が通るだけ。駐車場の端で出発の準備。GARMINをセットして、まずは汾陽寺山の登山口へと歩く。
千本桜の駐車場。今日はここから出発。
こちらは権現山側。
そして道の向こうが汾陽寺山側。
まずは汾陽寺山登山口へと来た道を少し戻る。
ここが汾陽寺山登山口。目印は鉄塔の巡視路を示す標識だ。
汾陽寺山の登山口は千本桜側は道沿いに、もう一箇所は汾陽寺にあるそうな。今日は千本桜側から登り、山頂から一旦下りて権現山に登って駐車場に戻るという周回ルートだ。
汾陽寺山の登り口はわかりにくい。南から県道を走っていくと、途中で片側一方通行の道に分かれる。そして再度合流する手前に鉄塔の巡視路の登り口があるのだが、ここが汾陽寺山への登山口だ。
最初は片側が切れ立った細い道を登っていくのだが、ジグザグなのでさほど急登ではない。みるみるうちに標高が上がり、眼下に赤いインプレッサを見下ろすようになる。
山に張り付くようにジグザグに登っていく。
ようやく権現山からお日様が顔を出した。
整備はされているが幅が細いので路肩に落ちないように注意。
かなり高度が上がった。眼下の赤い車体が目立つな。
道は樹林帯の中へ。急登がないので歩きやすい。
行く手に鉄塔が現れた。
それもそのはず。ここは鉄塔の巡視路だもんね。
鉄塔の向こうにルートは続く。
標識に従っていけば迷うことはないよ。
またまた鉄塔出現。ここは165番。
遠くは雲が掛かっているかな。今日はまあまあの天気。
あれは権現山だろう。あそこまでバテないかな?
ほんのちょっぴり薮の箇所も。
寒いけど気持ちのいい山登りだ。春の暖かい時期でもいいのだが、たくさんの花見客で車を停めるところが無いだろう。
道はフラットになってきた。そろそろ山頂?
鉄塔を過ぎてからもさほどきつい登りはない。いいペースで歩いてくと汾陽寺山の山頂に到着した。山頂には三角点があるだけで見通しは全く無い。景色を楽しむには先ほどの鉄塔が最適だろう。まだお昼ご飯には早すぎるし、この先もう一座登らなければならないので、まだ体力が充分あるうちにここを下山することにする。
この山は初心者には最適かもしれない・・・と思っていたのは全くの間違いだったことには今の時点で気付いていない。
ここが汾陽寺山山頂。辺りを樹木に囲まれた眺望がない寂しい山頂だ。三角点や標識がないと通り過ぎてしまうかも。
真新しい山頂の標識。
山頂には三等三角点。点名は「谷口」。