伊吹山

伊吹山 ~四度目の正直~

雪山の怖さ

  

往きで休憩した休憩舎に到着。生徒たちはテントの片付けに入っている。ここでも体が冷えない程度に休憩。もう青空は見えず、どんよりとした雲が一面広がっている。踏みしめる雪も往きよりは緩くなっている。後は登ってきたルートを下っていくだけ。

  
伊吹山

テントを片付ける高校生たち。ご苦労様。

伊吹山

ちょっと休憩してから帰路につく。

伊吹山

3合目の看板。3合目と4合目はちょっと近いような。

  
伊吹山

青空が続けばよかったのだが。

伊吹山

ロッジ跡が寂しい。リフトが撤去されてから7年が経つ。

  
伊吹山

ゲレンデマップがまだ残されている。

伊吹山

たまに立ち止まって撮影するアッちゃん。

伊吹山

右手眼下に見えるは琵琶湖だ。


  

かなり緩くなった雪の中を足を埋まらせながらひたすら下っていく。アッちゃんちょっと退屈そうなのか、トレースを外れて雪が深い方を埋まりながら歩いていく。

そしてようやく一合目に到着。自分は足がパンパンだ。ここから先は恐らく雪が融けてドロドロだと思われるので、ここでアイゼンを外す。

伊吹山

晴れていれば素晴らしい景色だろう。しかし曇った日に雪が降り積もった町並みを静かに見下ろすのもなぜかいい。

  
伊吹山

ロッジ跡が見えてきた。あと少し。

伊吹山

ようやく1合目に到着。疲れたけど無事に戻ってこられた。

伊吹山

ここでアイゼンを外す。ちょっとは足が軽くなるよ。


  
伊吹山

足元は雪が融けてドロドロ。転倒したらひとたまりもない。

やはり登山口までの下りはドロドロ。とにかく滑らないように注意して下っていく。さすがに樹林帯の中に入って風も遮られるため、汗が出てきた。コケないようにストックで支えながらなんとか登山口に戻ってきた。これでアッちゃんとす~さんに追いついたよ。
帰りに協力金をポストに入れるが、お金の音からしてほとんど入っていないようだ。あれだけの登山者がいるにもかかわらず、入れていかない人が多いようだね。まあ、こればかりは強制はできないけど。

今日はアッちゃんのアテンドがなければ山頂までは無理だったかもしれない。いつもの如くアッちゃんに感謝。ありがとうございました。

  
伊吹山

無事に登山口にたどり着いた。よかったな~。

伊吹山

これにて終了。アッちゃんサンキューです。

伊吹山

協力金をポストに入れて駐車場に向かう。


  

誰でも初めての山は心配でちょっとビビるもの。ましてや冬期で積雪のある山だったらなおさらだ。今回も途中で視界がなくなって一瞬ビビってしまったが、アッちゃんと来ていなかったらそこで引き返していたかもしれない。とにかく自分は山ではビビリなので、ちょっとでも不安を感じたら即座に諦めて引き返す。
山のベテランや雪山に慣れた人からすれば「何も伊吹山で・・・」と言われるかもしれないが、笑わば笑えだ。自分の知り合いの近所の人が数年前に冬の伊吹山に単独で入山し、行方不明になっている。当時は「どうして伊吹山で?」と思ってもいたが、山に絶対は無い。
今回の山行では、改めて山に入る時は装備を十分に、気を引き締めなければならないと再認識するいい機会でもありました。何事も事故は避けられないけど、その可能性を低くすることはできるからね。

伊吹山

コンビニでコーヒーを飲みながら今登ってきた山を見上げる。また登りに来よう。


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