舟伏山 ~冬のリハビリ第二弾~
予想外の積雪
登山口から桜峠まで約45分。ゆっくり登ってきたからさほど疲れてはいないのでこのまま先へ進む。
それにしても冬の静かな山はいい。聞こえるのは風の音と鳥の鳴き声のみ。しかし冬の里山といって侮ってはいけない。夏は夏草が生い茂ってある程度踏み跡がわかるのだが、草が枯れる冬期は行こうと思えば強引に行けてしまうため、容易にルートから外れてしまう。ここはしっかりとルートを見極めて・・・と注意はしていたのだが、この後でプチロストをやってしまう。
桜峠に到着。ちょうどいい休憩スポットなので、疲れたらここで休んでもいい。
春には峠に桜が咲く。
ここからちょっと急登。頑張ろう。
名札が途中で折れてしまったんだろう。
冬の里山の登山道は雰囲気いいね。
冬の澄んだ空気の中、緩やかな登山道を歩く。うっかりすると踏み跡を外してしまうくらい見通しがいい。
僅かだが地面に積雪が薄っすらと現れてきた。そろそろかな・・・と思っていたら、みのわ平の標識。ここで若干5分間だけ休憩。ここから先は雪が消えたり現れたり。
山頂まではまだ距離がある。標高差もまだ200mちょっとあるしね。マイペースでいこう
みのわ平に到着。地面は薄っすらと雪化粧。この後は雪は消えたり現れたりなのだが、最終的には思った以上の積雪となる。
いい青空だね。
気温が低い割には日が照っているのでさほど寒くはない。
水たまり場方向には何もなかった。戻る際にルートをロストしてしまったが、無事本ルートへ戻る。いつまでたってもダメだな・・・。
みのわ平を過ぎて暫く進むと、水たまり場への分岐に差し掛かる。水たまり場へは50m先なのでちょっと寄ってみようと思い、まっすぐ進んでいくが、行く手には何もない。あれ? すでに50mは過ぎてるぞと思いながらも先へ進むが何もなく、やがて踏み跡も見当たらなくなってきた。仕方なく引き返すが、うっかりロストしてしまう。
やれやれ、里山でも当たり前のようにこんなことは起こるもの。
ルートに戻り、最後のジグザグの登りに差し掛かる。積雪も急に多くなってきた。
坂を登りきると平坦になるが、雪は徐々に深くなっていく。
お、確かあれが山頂かな?
水たまり場らしきところから本ルートに戻り、坂を登っていくとだんだん雪が深くなっていく。とはいっても深いところで足首くらい。トレースは明瞭で、足が埋まることもない。
たまに現れる登山道の標識を追いながら平坦な登山道を歩いていくと、行く手に広場が見えてきた。あそこが山頂だ。