愛宕山 ~暑さとヤブ蚊が襲う夏の里山~
酷暑の八木三山
お寺の名前は「大安寺」。ここからは一般道を歩いて先ほどの墓地からマムシの石柱へと周り、観音像から来た道を引き返す。ちょっと踏み跡が途切れるところもあり、一部来た道から外れたが、結果として帰路のほうがちょうど電線に沿ったルートだったようだ。
無事に合流し、東登山道へと歩いていく。しかし夏の猛暑の中、日陰とはいえ気温も湿度も高いので小休止でもしたくなるのだが、一旦立ち止まるとヤブ蚊がまとわりついてくる。ここは急いで東登山道に合流し、一気に八木山稜線へと登っていく。
稜線へ出たところでザックを下ろして休憩。いやいや、こんな短い時間でこれだけ汗びっしょりになるとは・・・。八木山へ立ち寄ろうかと思ったけど、今回はパス。ちょっと呼吸を整えて愛宕山に向かう。この先稜線歩きになるけど、ここから派生する枝道を確認できたのは清水谷ルートと通行止の藤谷ルートの二箇所のみ。地図上では破線が書かれているが、入口は見つからず。既に廃道となっているのだろう。変な踏み跡を付けたくないので、無理に立ち入るのは止めておく。
今日の前半は鉄塔の旅。しかし暑い。
稜線に出たら小休止。
稜線で休んでいたら年配の女性が登ってきた。しばし山の話をした後、愛宕山に向かう。それにしても稜線に出れば多少なりとも涼しいかなと思ったら全く変わらず。少しでも風が吹いてくれたらな。
まずは清水谷ルート分岐。ここからは各務原市上水道配水池駐車場へ最短で下りていくことができる。さらに西へ稜線を歩いていくと双子山を経て藤谷ルートの分岐。ここは現在通行止めなので立ち入らないように。
双子山山頂の標識。ここはスルー。
かつての藤谷ルート分岐。現在はロープが張ってあり進入禁止。
結局他の分岐は見つからず、そのまま愛宕山を目指す。山頂への最後の登りがバテバテで非常にキツイ。これだけの距離からみても何でもない普通のルートなんだけど、さすがにこの暑さにはマイッタ。
山頂ではお湯をわかすこともなく、持ってきたものを食べるだけ。一休みして西登山道で下山する。
愛宕山山頂。もっと賑わっていると思ったら誰もいない。そりゃこの暑さだもんね。