小津権現山 ~アッちゃんのトリプルスリー~
アッちゃんと小津三山
帰りは山頂から下った後に前衛峰まで登り返す。これがこの山の下山がキツいところ。コルから前衛峰までは往き同様、凍った岩の上に足を乗せないように注意して登っていく。
帰りはアッちゃんが先行してくれるからまだいいのだが、さすがに気温が上がってきて踏み抜くこと数えきれず。
そろそろ下山しますよ。
登ってきた尾根が一望。
雪が緩くなっている。下りも一苦労。
コルからの登り返し。足元が凍っているのでアビナイ。
何とか前衛峰まで登り返した。この先も高屋山までアップダウンを繰り返しながら標高を下げていく。この先は足を深く抜かないように注意。
尾根を伝って行く先は高屋山。ここから一旦下るが痩せた尾根はここから雪庇ができてくるとちょっと危険だ。順調だと思っていた下りも高屋山手前で腿の内側がつってしまう。重症ではないので小休止。思えば小津三山いずれもアッちゃんに迷惑かけてしまった。
再出発して高屋山に着く。ここでも三角点を探すアッちゃんだが見つけることができなくて残念。
ヤセ尾根に積もった雪の上を歩くアッちゃん。ここから雪庇が成長していくとかなり危なさそう。
高屋山に向けて軽く登り返すと・・・
平坦なピークが高屋山。
三角点を探すが”らしき”箇所が見つかったのみ。
揖斐の静かな山。紅葉の時期もいいが、やはり登るのなら登山者の少ない静かな今がオススメだ。
高屋山からは登り返しは無しで下るのみ。しかしここでも踏抜き多数で足にかなり負担がかかってくる。ま、昨年の花房山の下りを思えばまだマシだろう。傾斜も無いし、雪が少なくて所々岩もむき出しているので滑るわけにもいかず、淡々とトレースを辿りながら下っていく。
そして雪が消えてジグザグを下ると登山口に到着。思った以上に疲れたよ~。
広い尾根を下るアッちゃん。今日は得意の”滑り”はできなかった。
雪が消え始めた。次はもうちょっと雪が降った後に登ってもいいね。
雨量計を過ぎると辺りは春山のよう。
無事に登山口に戻ってきた。お疲れさまでした。
これでアッちゃんも小津三山コンプリート。
帰りの林道はゆっくり下りれば大丈夫。
それにしても以前登った時よりもかなり体力が落ちている。これ以上体が鈍らないようにしなくては。
何度も書くけど今年は雪が少ない。去年の今頃は伊吹山が先送りになってしまい、ようやく休みが取れたと思ったら雪があまりにも少なくて結局昨シーズンは見送り。
早いもので1月は今日で終わりだが、2月にもう一度寒波来襲を期待せずにはいられない。今シーズンはいつまで雪が楽しめるだろうか。
とか何とか言って極度の冷え性にとっては早く春が来てほしいところ。でも春が来る前に一度は木村さんに雪まみれになってほしいとみんなが切望してるはずだ。(おわり)