瓢ヶ岳

瓢ヶ岳 ~三年ぶりの初日の出~

今年も安全に

  

初日の出も拝んだことだし、若者たちも立ち去ったので下山することにする。ここで湯を沸かして温まるよりも体を動かして温まったほうが良い。下りは快調。骨ヶ平から樹林帯の中をひたすら下っていく。樹林帯が終わるところで先に下山していった若者たちの声が聞こえる。どうやらルートがこちらでいいのか迷っているようだ。よくよく見ると横に立っている指導標は明らかに山頂を指している。
地図を持っているかと尋ねたら「気合でカバーする」と言って不明瞭な笹の中に向かっていった。自分はすぐに引き返し。正規ルートはすぐに見つかり下っていく。ルートは沢に沿っているので対岸にいる若者たちに声を掛けて正規ルートに戻してやる。

瓢ヶ岳

日も昇った。若者も立ち去り静かな山頂。しかし早朝の山頂は寒すぎる。

  
瓢ヶ岳

今日はこれで帰ろう。

瓢ヶ岳

途中で男性一人とすれ違う。元日登山は少ないかな?

瓢ヶ岳

骨ヶ平。ここから樹林帯へ。

  
瓢ヶ岳

樹林帯にも薄っすらと雪。所々凍っているので注意。

瓢ヶ岳

無事下山。下りは早かったな。

瓢ヶ岳

今年の山行第一弾終了。今年も安全を心掛けて。


  
瓢ヶ岳

今年はどんな山と出会うのだろうか。どの山にも謙虚でね。

久々の初日の出を拝んで無事下山した。ここは千メートルちょっとの里山。しかし一歩間違えばどんな山でも事故は起こる。今日はたまたま良かったが、勘だけでの登山は非常に危険。沢一本、尾根一本の間違いは典型的な道迷い。運が悪ければそのまま命にも関わってくる。最近はスマホで登山などITに頼るケースが見受けられるが、やはり地図とコンパスが最強だと思う。
どうしても”登りたい”、”行きたい”が先行すると目先の小さな危険を見落としてしまう。いつからか山行計画は危険ありきで、いかに危険を最小限に留めるかが中心となっている。
登山はきつくて楽しいけど危険がいっぱい。これからもより一層心を引き締めて山に入ろう。これができなくなるときは登山を止めるときだ。


  1. 地図
  2. 1
  3. 2
  4. 3

このページの上に戻る