撮ってますよ! カメラオペ
2009年10月の熊伏山でデビューしたPanasonicのミラーレスデジカメGH-1。その後もありとあらゆる山で、ジャンダルムや大キレット、後立に剱立山と険しい山々を共に行動した。特に剱沢から立山へ暴風雨の中ではカメラケースがビショビショになってしまい、GH-1も濡れてしまったにもかかわらず壊れることなく頑張ってる。
そして14年目のある日、山ではなく夜の景色の写真を撮ろうとダイヤルを回してマニュアルモードに切り替えたところ、なにかおかしい・・・。何とダイヤルが空回りしてしまい、モード切り替えができなくなってしまった!!! カメラ自体はマニュアルモードのままで撮影できるのだけど、その他のモードへの切り替えは全くダメ。
うわ~~~どうしよう・・・遂に壊れた? 買い替え? が頭をよぎったけど、ここはダメ元でオペすることに。
準備したのは精密ドライバーとピンセットとセロハンテープ。何とかネジの位置を確認し、部品を外すごとに別のデジカメで記録を撮りながらオペ敢行。「私、失敗しないので」

カメラとしてはぜんぜん大丈夫だけどモード切替ができない。

ここのダイヤルが空回りするようになってしまった。

それではオペ開始。麻酔は必要ないけど助手はいない。

アイカップを外すとネジが2箇所隠れている。

アイカップを外したついでにエアーを吹き付けてお掃除。

上にもネジが隠れてました。順番に精密ドライバーで外していく。

側面に3箇所。えらい小さなネジだ。

反対側にも3箇所。慌てずゆっくり外す。

場所によってネジの長さが違うのでセロハンテープに貼り付けておく。

今度は下部。ここはたくさんあるぞ。順番は守らないとね。

後部筐体をゆっくり外す。緊張感が一気に高まる。

何とかうまく外れてくれた。しかしここからが大変。

ピンセットでフレキコネクタを外していく。緊張max。

こんな精密機械なのに過酷な状況で頑張ってるんだな。

ここのフレキも外す。無理に引っ張らないように。

ここから上部を外していく。ダイヤルまでもうすぐ。

ダイヤル部が外れた。この裏側の板を外す。

ネジが4箇所。忘れないように覚えておかなくては。

ダイヤルの中心部のネジを締める。ここが悪かったところ。

ここから再度組み立てていく。本当に大丈夫かな?

お、カチカチと回るようになったよ!!

あとは分解した逆の工程。外したフレキを接続し、ネジの位置を間違えないように組み立てていく。

よし、もとに戻った。

悪戦苦闘しながらも何とか元通りになった。バッテリーとSDカードを入れて起動してみると、元通りに撮影できるし、モード切替も問題なし。ここで正常に動作しなかったらまた分解して組み立て直しという再手術となるけど、そのような悲惨な状況は回避された。繰り返し確認をしてサイナス。
そして次の山行、風越山にていつものとおり撮影に使ったけど、全く問題なし。やはり長年一緒に山に登った相棒だ。やっぱこのカメラはいい。
しかし失敗しなくてよかった・・・
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