2014年10月12日(日)雨飾山&大渚山
360°展望で人気の山
◆アクセス
ここのところ毎年恒例になった北信頸城地区への遠征時期がやってきた。戸隠縦走、高妻山と行って、次は妙高も行きたいし・・・でも雨飾山も行きたい! しかし、特に意味もなく、以前、す~さんが行った雨飾山に行くことにした。頸城山塊ではあるが、アクセスは西の白馬側から小谷村に入る。前日の半ドンを終えて夕方から出かけ、駐車場での車中泊を予定した。
長野道を安曇野ICで出て白馬に向かう。途中大町で夕食を済ませ、雨飾キャンプ場Pに着いたのは21時半頃であった。すでに満車に近い状態である。とりあえず、すぐにシュラフに入った。
◆出発
トイレを済ませ、登山道に入っていく。登山道というよりは遊歩道(木道あり)をはじめは下り気味で歩く。横に水量たっぷりの小川が流れており、イワナらしき魚がゆったりと泳いでいる。やがて登山道らしくなると立派なブナ林の紅葉が素晴らしい!
そうこうしているうちに谷への下り道となるが、そこから初めて布団菱が見えて感動する。
◆布団菱現る
展望地よりはトラバースぎみに沢へ下る。谷へ下りると上流方面に青空を従えて見える布団菱がかっこいい。沢の流れとその景色で休憩者が一番多いところである。
ここからは、急登の連続となる。
◆稜線へ
急登を30分ほど登ると、景色が良く見えるようになる。金山~天狗原山の稜線や、その左に活火山の焼山がピラミダルな山容を出してくる。しかし、雨飾山の頂上はまだ見えない。
高い木のない尾根をどんどん登り、遠望も利くようになってくる。一番しんどいところである。
沢から1時間ほどかかり稜線のピーク笹平に着いた。そこからは日本海や白馬をはじめとする北アルプスや、去年登った高妻山、さらに妙高などが顔を出し、最高の気分である。
しかし、頂上は笹原をしばらく歩いてもう一登りある。
◆頂上
半独立峰ならではの眺望360°に満足する。西に北アルプス北に日本海、東は戸隠・高妻山などが見える。頂上はちっちゃな双耳峰であり頂上ではない方に祠とかお地蔵さんとかがある。
休憩しながら、実はあたためていた天狗原山への周回をどうするか考える。とりあえず頂上を離れて笹平まで戻る。まだまだ登山者は登ってくる。周回に向けては一旦標高1,500mまで下されてから700m以上の登りである。情けないことに体力を過少判断(基本的には正解?)して断念する。余力は隣の大渚山に向けた。