平山明神山

三河の岩山

  
  

結論から言うと、今年最後の登山となった。年間最低でも12座登ろうと目標を立て、昨年は無事12座達成。今年はこれまでに11座。夏には槍ヶ岳日帰りを敢行しただけに、まあこれで十分かとも思ったが、ちょっと気持ちが悪いこともあって、恒例の突然の思いつきで12座目を目指すこととなった。行き先は三河の平山明神山。ここらは岩古谷山が景色がいいことで有名だが、周辺には平岩明神の他、鹿島山、大鈴山といった1,000m前後の低山が控えている。今回は鹿島山→大鈴山→平岩明神山→岩古谷山の周回ルートを計画した。急な話にもかかわらず、すーさんも同行してくれたので心強い。

ちょっと登山口を見つけるので迷ってしまった。ナビがあるのになぜ迷うのか? 相変わらずの方向音痴である。登山口には既に2台の車が停まっていた。やはり人気の山らしい。早速準備をして登り始める。しばらくは植林された樹林帯の中を登っていく。しばらくすると下から延びている道路に合流。これを横断して更に進むと鳥居が現れた。池葉守護神社の裏手に登山道は続いている。ここまであまりきつい道ではない。と思ってたら、徐々に斜度がきつくなり、息も切れてきた。見上げるとどうやらあと少しで稜線に出るようだ。頑張って登っていくが、登山道はなぜか左へ左へと続いていく。あれ? 間違えたか? と疑問に思いつつも進み、ようやく鹿島山頂上に着いた。辺りは見通し悪し。すーさんも息を切らしながら到着した。

  • 池葉守護神社の鳥居。ここまではさほどきつくはない。

  • 植林された針葉樹の森をひたすら登る。周りの景色は木ばかり。ここから左へと登山道は延びている。

  • ようやく鹿島山頂上に到着。それにしても神社からはきつい登りだった。


次に向かうのは大鈴山。一旦下って登り返す。久々の縦走にへたばってしまうが、鹿島山への登りよりは楽。稜線に沿って進んでいるようだが、たまに視界が開ける程度で、木々に遮られてあまり景色はよろしくない。大小のアップダウンを繰り返すと、平山明神山との分岐点に到着。平山明神への看板には「(初心者危険)」とある。まあ、登山を始めて7年も経っているので、初心者ではないと自分自身で判断する。すーさんが追いつき、そのまま大鈴山へ。大鈴山頂上では一気に視界が開けた。今回の行程ではここが一番景色の良いところ。三角点の周辺にはうっすらと雪も残っている。ああだこうだいってもう冬だ。

右手に独特の形をした山が見える。あれが平山明神山。まるでジャンダルムのようだ。これで題名の「今度は三河のジャンダルム?」の意味がおわかりいただけよう。さてと、それでは三河のジャンダルムに向かうことにしよう。

  • 大鈴山に向かう途中、平山明神山へ向かう分岐点に到着。

  • 初心者危険らしいぞ。

  • 大鈴山頂上に到着。いい眺めだ。

  • 三角点の周りはうっすらと雪化粧。

  • 低山でも三河の山の景色は何度見てもいい。

  • 天気はまあまあ。さすがに紅葉は終わっている。

  • 360°までとはいかないが、雲が無くて空気が澄んでたら、どこまで見えるのだろうか。

  • コブのようなピークが見える。平山明神山はその向こうらしい。


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