霊仙山

足が抜けない

  
  

徐々に足が沈むようになってきた。いきなり後ろから「ウワッ!!!」という声。

見るとKUMAクンが踏み抜いている。しかも悪いことに足が抜けない。ポールで支えようとしてもバスケットが付いていないので深く刺さってしまう。たまらずアッちゃんがKUMAクンのザックを持ち上げて引き抜く。

ここでアッちゃんのポールと交換。しばらく歩いているとまたもや右足が膝上まで埋もれてしまった。もがいてもなかなか足が抜けない。ここでもアッちゃんの助けで足を抜く。いやいや、KUMAクンほどのウエートがあると雪歩きは予想以上に大変だ。

  
霊仙山

ちょっと深くなってきた。雪も緩い。

霊仙山

徐々に足が埋まっていく。ここら辺りは気をつけて。

  
霊仙山

足が埋まってしまったKUMAクン。ポールが深く突き刺さっているため体を支えられない。アッちゃんが引き抜いて難を逃れる。

霊仙山

一瞬焦っちゃったね。


霊仙山

一難去ってまた一難。今度は膝上まで。なかなか抜けないぞ。


  

しかしながらKUMAクンも少しずつ慣れてきたんだろう。リズムよく歩けるようになった。でも踏み抜きには要注意。ワカンやスノーシューでも埋まってしまったら抜くのが大変だね。また次のシーズンに練習しよう。

平坦なルートをひたすら進む。すると行く手に七合目が見えてきた。あの丘がお猿岩だ。ようやく戻ってきたよ。

霊仙山

ここもちょっと深いので気をつけて。

  
霊仙山

左手上部を見ながら進む。雪崩の危険性は無い。

霊仙山

むき出している岩はカレンフェルト。

霊仙山

雪歩きも慣れてきたKUMAクン。快調だ。

  
霊仙山

残っている箇所は深さ1mほどか。

霊仙山

今回はいい練習になったよね。

霊仙山

七合目が見えてきた。


  
霊仙山

七合目のお猿岩までもう少し。あとはここの丘を登るだけ。

霊仙山

お猿岩の標識だ。


霊仙山

  
霊仙山

何とかお猿岩の七合目まで戻ってきた。雪はここまで。お疲れ様。

今日は疲れたね。す~さんの言うとおり、雪山を制すれば夏山が楽に思えるかもね。

霊仙山はもう春だ。次は春山を楽しもう。


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