宝剣小屋の横から宝剣岳山頂を目指します。だんだん大きな岩がゴロゴロと立ちはだかって来ますが、踏み跡に沿って行けば大丈夫。後ろにいた木村さんが大きな声をあげました。つられて右手を見ると、雲の上に顔を出した山が。「あれは御嶽だね。」　まるで雲海に浮かんでいるよう

岩場はだんだんと険しくなりますが、三点支持を守りながら進みます。岩場のトラバースは特に慎重に。しかし緊張しながらも、わくわくしている木村さんです。

最後の岩を一登り。遂に宝剣岳山頂へ到着しました。山頂はとても狭く、高度感バツグン。思わず山頂でバンザイの木村さんです。最高峰の岩に登りますが、さすがに先端は怖くて立てませんでした（汗）。

時間も早いせいか、誰もいない山頂に木村さん興奮気味です。

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