木村さん復活を確認し、先へ進むと急に道がなくなりました。いや、道はありますが、鎖が設けられた崖になっており、その先は両側が切れ渡り、まるでナイフの刃の上を登山道が走っています。
トモちゃんははるか先へ行ってしまったようです。 鎖を頼りに不安定な足下に注意しながら慎重に下ります。
壁を下りた先はこんな感じ。幅は50cm程でしょうか?
片側は谷に向かって崩れ落ちています。
降りてきた鎖場を振り返ります。まさに「崩山」の名のとおりです。この山は至る所で崩落がありますが、かろうじて登山道は確保されています。
特に疲労でバランスを崩すと滑落の危険性もあるので、細心の注意が必要です。
再度木村さんがストップ。手前のピークで休憩になりました。私もここで小休止。ガスで見通しが悪いため、余計に疲れが感じられます。暑さがないのがまだ助かっていますね。
何とか復活しました。瓦礫の上を慎重に進みます。
疲れでバランスを崩しがちです。気をつけて・・・。
何とか無事に降りてこられた木村さんですが、かなりの疲れが溜まっています。正直、ここまでバテた木村さんを見たのは初めてでした。ちょっと頂上までは無理かな?
一瞬考えましたが、ゆっくりでも休みを取りながら頂上を目指すことにします。