烏帽子岳

名称・データ
烏帽子岳地図
■烏帽子岳(えぼしだけ)
2005年7月16日
■今回の行程
4時間10分 ※登山口~烏帽子岳山頂(休憩時間含む;あくまでバテバテ行程です)

・鳩打峠登山口 8:05 →小八郎岳 8:50 →白ナギ 10:05 →八合目 10:30 →烏帽子岩 12:10 →烏帽子岳 12:15 →烏帽子岩(昼食)12:25 →八合目 13:30 →鳩打峠登山口 15:05

■標高
2,195m(烏帽子岳)
ルート詳細
鳩打峠~小八郎岳

中央道松川ICから標識に従い、片桐神社から林道小八郎線を進みます。林道終点の鳩打峠に10台ほど駐車できるスペースがあります。林業作業用モノレールを左に、ジグザグに登っていきます。途中右へ行く道は小八郎岳へ、左の道は迂回するルートに分かれます。右へ進むとササユリが出迎えてくれます。更に急斜面を登ると小八郎岳の頂上に着きます。頂上からは松川町の町並、木曽川が見え、素晴らしい眺望です。後方には烏帽子岳が見えます。

小八郎岳~白ナギ~八合目

小八郎岳から下山し、元のルートに戻ります。緩やかな斜面を進むと次第に左の谷が崩落している白ナギに出ます。さらにササに覆われた踏み跡が薄いルートを気をつけて進むと八合目の小広場に到着。ここは別ルートの合流点にもなっています。

八合目~烏帽子岩~烏帽子岳

八合目を過ぎると登山道も荒々しさを増していきます。急斜面にはいつくばるように、時には木の根や岩につかまりながら注意して進みます。九合目で烏帽子岳山頂へのルートと、烏帽子岩を経由して山頂に向かうルートの分岐にさしかかります。山頂へのルートは壁が立ちふさがっており、フィックスロープがあります。反面、烏帽子岩迂回ルートは緩やかなコースに見えますが、グルリと岩を巻くと鎖と錆びた針金が垂れ下がっている岩場登りになります。三点支持で注意しながら烏帽子岩を登ると目の前に岩塊に囲まれた烏帽子岳山頂が見えます。烏帽子岩を下り、更に岩場を登ると山頂に到着。さすが2,000mを越える山らしく、頂上付近は荒々しさが目立ちます。

注意点

崩落箇所が多く、ササで踏み跡が薄い箇所がたくさんあります。迂回路が整備してありますが、注意してください。九合目からの烏帽子岩迂回ルートは慣れていない人は避けたほうがよさそうです。また頂上は風が強い時があり、岩の上に立ったときはバランスを崩さないように注意が必要です。高い山なので早春や晩秋は寒さ対策が必要です。

もう一言

烏帽子岩迂回ルートで岩登りで一段落したら後ろを振り向いてください。絶景です。

林道を降りると片桐松川沿いに「信州松川温泉清流苑」があります。サウナも有り、下山後は気持ち良いですよ。(10:00~20:00 350円 、第2第4水曜日 年末年始休)

※2005年7月時点で、入浴料は400円に値上がりしました。改装工事を行ったため?

  
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