・粒栗駐車場 8:15 →天河滝 9:25 →林道出合→林道終点→天然公園(昼食)11:10 →林道終点→林道出合→不動岩分岐→不動岩 13:00 →不動岩分岐→天河滝 13:25 →らせん滝 13:50 →粒栗駐車場
国道19号線から田立の滝の看板の方向へ進んでいくと十数台停められる粒栗駐車場に出ます。登山口にはトイレもあります。斜面はあまり急ではなく、周りの雰囲気を楽しみながら登ることができます。所々木道が整備されているので安心して進むことができます。しばらくすると滝のオンパレードになります。先心滝、霧ガ滝、そして96mの花崗岩の岩壁を落下する天河滝は圧巻です。気をつけて滝壷の近くまで行くとこれまた爽快です。行くのなら暑い夏ですね。
天河滝を過ぎ、木道や吊橋を渡りながら渓谷を奥へ奥へ進んでいきます。それにしてもかなり整備された道なので感心してしまいます。避難小屋を過ぎると木道の階段で更に登っていきます。右手に箱渕を見ながら左岸に渡ると今度は左手にキレイなエメラルドグリーンの渕が現れます。非常にキレイなので是非一休みして下さい。ここからこれまでと変わってちょっとした登りになりますが、それもつかの間。いつの間にか林道と合流します。
途中不動岩へのルートもありますが、ここは急な登りです。不動岩からは絶景で、そのまま進むと林道に出ます。
林道を北へ北へしばらく歩いていくと行き止まりになりますが、右手に天然公園へ登る登山口があります。多少路面が荒れていますが、それほど急ではありません。途中避難小屋があります。木道の敷かれた湿原をいい雰囲気の中進むと間もなく天然公園へ到着します。ヒノキで造られた展望台がありますが、周りの木々が成長して見通しが悪くなったせいか、増築してあります。
田立の滝と異なり、ひっそりとした山の中という感じです。恐らく初夏が最も混む時期かもしれません。余裕があれば湿原探索もいいかもしれません。
田立の滝までは路面も整備されているので、気軽に入山する客が多いです。中には草履履きで登る人もいますが、最低限の装備はしていきたいものです。木道は濡れていると非常に滑りやすいので注意しましょう。
粒栗駐車場には登山道整備の協力金の箱が設置されています。入山の際にはご協力をお願いします。