もとはといえば年明けに木村さんと雪の平山明神に登り、今年はいいスタートが切れたと思いきや、翌日に私が軽いギックリ腰。復帰したのはゴールデンウィークとなったものの、それ以降は梅雨に突入して土曜日は雨ばかり。梅雨の合間の天気と仕事の谷間がなんとか合ったのは既に6月も終盤。
で、どの山に登るか。アッちゃんとす~さんにメールで参加如何に関わらずお勧めの山は?と聞いたところ、偶然にも人形山が一致しました。しかし誰も登ったことが無く、私はどこにある山でどこから登るのかもわからない始末。調査不足ということで今回は見送ることとしました。
そこで頭に浮かんだのは一昨年槍ヶ岳日帰りの疲れも残る中、一人登った信州の糸瀬山。天気が良ければ中央アルプスが手に取るように見えるはず。てな訳で今回は糸瀬山に登ることになりました。アッちゃんも参加。す~さんは仕事でお休みです。
国道19号線にあるJR須原駅をちょっと北上したところで右手に林道が延びています。所々落石のある林道をひたすら上り、ショウブ平手前の広場に駐車します。
登山口はここから100mくらい林道を進んだところ。登山届けを記入し出発のじゅんびをします。木村さんは実に5ヶ月ぶりの登山。これまでも長いブランクをものともせず山に登り続けたので、心配はないと思いますが・・・
さて、準備も整い、木村さん今年2回目の登山に出発です。山頂まで行けるかな?
最初は植林帯の中を尾根に向けて登っていきます。それにしてもなかなか暑くならない今シーズン。今日の早朝もちょっと寒いくらいでした。でも周りを見ると新緑でいっぱい。
木々に囲まれた中を登っていくと、アッちゃんが羽化したばかりのセミを見つけました。なるほど、既に山は夏の気配。
一登りすると尾根に出ます。ここからはちょっと平坦な道を進みます。しばらくすると「いちょう谷」の看板が現れました。下を覗く木村さん。「落ちたらどこまでいくんだ・・・。」
途中からきつい急坂になりました。息を切らしながらひたすら登ると「丸屋の鳥屋」に到着。かつて鳥屋があったのでしょう。ちなみに「鳥屋」は「とや」と読むそうです。ここでツグミなどの小鳥狩りが行われていたのでしょうね。
木村さんも追いつきました。やはり久々の登山でかなりバテている模様。しかし登りの行程はまだ三分の一ほど。ここはマイペースでいきましょう。