各務原アルプス ～ようやく秋山～
遠くが見える
暑くもなく寒くもなく、見晴台で小休止後は稜線に沿って東へ向かう。いきなり向山名物の急坂の下り。体が慣れていない今は下るのが精一杯。アップダウンを繰り返してケルンと三角点のある須衛山に到着。あれ？ アカヤシオだろうか花が咲いている。やはり暖冬なのだろうか、花も季節を間違えているようだ。
ハットのツバから汗が滴り落ちてくる。やはり久々の登山でアップダウンの連続はキツい。ようやく鉄塔に到着し、ここでザックを下ろす。ここも人の気配どころか獣の気配もしない。
須衛山に到着。疲れた～。
あれ？ 花がこんな時期に咲いている。
飴玉を口に入れて再出発。岩坂峠に下る。ここから岩坂トンネル出口に出て福祉の里に戻ることもできるが、まだ体力的にも時間的にも余裕がある。ちょっと足を延ばしてもう少し東へ歩いてみよう。
大岩不動まで行けるかな？
鉄塔に到着。眼下に福祉の里が見える。
そして向こうの鉄塔は登山口から登って通り過ぎた鉄塔だ。
急坂を下って岩坂峠。お地蔵様に旅の安全を祈願。
いやいや、岩坂峠から金山までの登りのキツいこと。足も張ってきた。面白いことに岩坂峠から東になるとよく人とすれ違うことになる。時間的なものか、それとも・・・？
ようやく大岩見晴台に着いた。何と全く期待していなかったのだが、御嶽から雪で真っ白の笠や黒部五郎、薬師まで見えている。薄っすらとだが中央アルプスも全景がバッチリだ。
ここで湯を沸かしちょっと遅いお昼ごはん。自作の冷えたおにぎりも久々のコーヒーも何とも美味い。そういえば山でお湯をわかすのも何ヶ月ぶりだろうか？
金山の反射板。本日の行程の中での最高峰。
大岩見晴台に到着。何と人がいない。あれだけあった車は？
薄っすらと雪を被った御嶽。全く期待してなかっただけに感激。
北アルプスから乗鞍岳、御嶽が一望。北は多少なりとも天気いいのかな？ この時期の白い笠はきれいだね。
中央アルプスも一望。各務原アルプスは中アが最も綺麗に見える。
GWには木曽駒、夏には空木、南駒と頑張って歩いた。まだまだ登ってみたい山はたくさんある。
これまた久々SVEA登場。心配することなく無事に湯が沸いた。