各務原アルプス ～ようやく秋山～
曇り空の山登り
初秋の奥黒部山行は思った以上にダメージも大きく、しばらく静養してから山を再開しようと思っていたのだが、季節の変わり目で風邪をもらってしまった。思えば昨年も北アルプスから帰ってきてから喉を痛め、年末まで全く山には登れなかった。今回も喉を痛め、まるで昨年のビデオを見ているよう。
更に悪いことに、まあまあ喉も治ってきたのでそろそろと思っていたところにとんでもなく仕事が忙しくなってしまい、山どころか土日祝日も深夜までこつこつと仕事する羽目に。もう体も心もフラフラで最後には振休を充てて一日ボーっとして自宅で休養。
最初の山場、東京出張の仕事が終わった週末、相変わらず起きるのは遅いけど少しでも山にいこうと思う。最も近い各務原アルプスをちょっと歩くだけ。大岩不動から見晴台へ登る年始コースでもと思ったが、あいにく大岩不動は車でいっぱい。恐らく見晴台も騒がしいだろうということで、早々に引き返し福祉の里へ向かう。
何とこちらはガラガラ。恐らく早朝にウォーキングする人が引き上げたためだろう。ここから向山見晴台に向かうことにする。春にスズメバチの威嚇にあって引き返した尾根を再度登る。
空は厚いとはいえないが薄雲が広がっている。天気予報では雨の心配は無さそう。まあ、降ってきても雨具着ればいいや。
大岩不動は満車だったけど福祉の里の駐車場はガラガラ。
たまに暴走車や暴走バイクが走っていく。登山口は目の前。
ちょうど登山口の木が紅葉。ここだけ色づいているのも不思議。
実に3ヶ月ぶりの登山。息切れしないようにゆっくりスタート。
まずは最初の鉄塔。風が吹いていないので暑いくらい。
視界が開けたところで見渡す。そういえばこの景色を見るのも久々だ。
遠くは恵那山。雪はまだまだ。
軽くアップダウンを繰り返しながら向山見晴台に到着。全く人の気配がしない。いつも思うのだが各務原アルプスで一番歩かれるのは明王山～大岩見晴台だろう。それよりも西は桐谷坂まで歩く人は少ない。恐らくアップダウンが多いことと登山口へのアクセスの悪さ（駐車場がない）だろう。
薄曇りの中、しばらくぼっちで景色を楽しむ。
向山見晴台に到着。見事に誰もいない。
登山も久々だがこの見晴台も久しぶり。
