鎗ガ先

大雪の次の日

  
  

「じゃあ、土曜日はヤリに登りましょう」

ようやく合ったスケジュール。一ヶ月振りに木村さんとKUMAクン、久しぶりにアッちゃんと四人揃って揖斐の鎗ガ先に登ることになったのだが、天気予報は日を追うごとに悪くなるばかり。前日の天気が好転したので一縷の望みに期待はしたものの、やはり前日に中止の連絡。何と予定の日は関東では何十年か振りの大雪だったとか。この中部地方もそこそこ雪が積もったけど、昼前からは雨。まあ、中止にしてよかったなと。

次の日は天気がイイらしいので、とりあえず連絡を取ってみると都合の良いのはアッちゃんだけ。とりあえずサークルKカナクズ山店まで来てもらい、自宅からアッちゃんを乗せて出発。昨日の雪でどのくらい深くなっているだろうか? せっかく遠くから来てもらったので、楽しんでもらわなくては。

スタートはお馴染み閑窓寺から。アッちゃんはワカンとアイゼン持参。一ヶ月前と比べると・・・う~ん・・・やはり雪は少ない。落ち葉の層に乗った浅い雪の登山道を登っていく。足は全く埋まらない。期待していた分、アッちゃんも少々拍子抜けか?

  
鎗ガ先

スタートは閑窓寺手前から。今日はちょっと雲が厚いかな?

鎗ガ先

ワカンをザックに取り付けいざ出発。途中で心が折れませんように。

鎗ガ先

昨日あれだけ降ったはずなのに雪は浅い。

  
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「暑い!!」早速一枚脱ぎ捨てるアッちゃん。

鎗ガ先

この深さなら山頂まで楽勝だろうか。身軽になって再出発。


  

狭いトラバース区間を経てルートは急登へ。何とか登りきったところで人の気配がしてきた。何と自分たちが登ってきたルートとは別の所から7名のパーティーだ。鎗ガ先通算四回目にして初めて人間に出会うことに。今まで気付かなかったが、ここが中瀬からのルートの合流点だったんだ。

  
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凍ってもいないし、足も埋まらない。まだまだツボ足で十分。

鎗ガ先

急登を登り一旦ザックを下ろす。と、別の所から人の気配。

鎗ガ先

パーティーは七名。よくもこんなマイナーな山に・・・。


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