霊仙山

猿鹿との遭遇

  
  

1月に木村さんとKUMAクンと尾張富士に登ったとき。一度雪のあるときに鈴鹿の山に登ってみようかと切り出すと、KUMAクンが霊仙山に行きたいと言う。それなら、という訳で2月に入った早々霊仙山に下見に行ったのだが、登山口までの林道に雪は無し。それどころか7合目のお猿岩までこれといった積雪も無いという状況だった。

あれからちょうど一ヶ月後、KUMAクンとアッちゃんのスケジュールが合ったので、一緒に霊仙山行ってみようかということで関ヶ原に集合して登山口に向かうことになった。残念なことに木村さんは仕事で山はお休み。

  

ここで問題なのはどこから登るかということ。いろいろ調べてみると南側からのルートは雪が融けて泥まみれとのこと。KUMAクンお勧めの今畑からの西南尾根コースはやむなくパス。となると北側からのルートが候補に挙がるのだが、柏原や河内ルートはちょっと長い。谷山谷ルートは通行止め。となると鉄板の醒ヶ井からの榑ヶ畑ルートということか。まあ、泥まみれはどこ歩いても一緒だ。

醒ヶ井から登山口を目指す。一ヶ月前と同様、林道に雪は無く、夏タイヤのKUMAクンも一安心。アッちゃんは念のためワカンを持参。自分は荷物になるので軽アイゼンだけだ。天気は曇り空。あまり雪は期待できないけど、頑張って登ろう。

霊仙山

登山口まで林道に雪は無し。半月前に積もった雪は消えてしまったようだ。

  
霊仙山

アッちゃんはワカン持参。天気持つかな?

霊仙山

登山口から若干ぬかるんでいる。仕方ないね。

霊仙山

榑ヶ畑の廃集落から「かなや」へ。

  
霊仙山

まずは汗拭峠へ。今日は暖かい。

霊仙山

今日は雪も無いことだし、ノンビリ登る。

霊仙山

汗拭峠に到着。写真を撮って再スタート。


  
霊仙山

ちょっとルートは急になる。雪は全く無い。

2月に登ったときは確か五合目より上からから若干雪が積もっていたっけ。しかも早朝で路面が凍っていて登りやすかった。

しかし今日は気温が高い。汗拭峠から進むも、全く積雪の気配も無い。右手の山を見て「雪無いな~・・・」とアッちゃん。とか何とか言ってるうちに五合目の見晴台に到着。

ここで小休止していると何やら獣の気配。なんてことは無い。十メートルほど向こうの木から猿がこちらを見ている。あれ? 一匹ということははぐれ猿か? と思ったら木の下の方にも何匹かいる。こちらを偵察しているのだろうか。まあ、襲ってくることは無かろう。

暖かいとはいえ、さすがに立ち止まっていると体が冷えてくる。次は七合目のお猿岩だ。

  
霊仙山

ここら辺りは泥の心配は無し。

霊仙山

五合目に到着。あいにく琵琶湖は見えず。

霊仙山

お猿さん登場。KUMAクンに挨拶に来たのか?


  

まだまだ雪の気配は無い。と、突然アッちゃんとKUMAクンが何か見つけたようだ。右手の山のてっぺんに何かいるらしい。自分は視力が悪いのでデジカメを望遠鏡代わりにして見てみると、どうやら鹿のようだ。少なくとも三匹。向こうもこちらに気づいているんだろうかね。

耳を澄ますとキツツキが木を突っつく音。静かな山の一時だ。

霊仙山

ちょっと足下がぬかるんできたが、気をつけて登れば大丈夫。

霊仙山

おっと、KUMAクン足下滑ってしまった。

  
霊仙山

雪がわずかに残る右手の山のてっぺんに何かが・・・どうやら鹿のよう。

霊仙山

拡大してみると・・・おお、少なくとも三匹はいるぞ。


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