小津権現山

雪は多いの?少ないの?

  
  

傾斜がなくなってフラットになった。すると目の前の木に「高屋山」の標識だ。ひえ~・・・まだまだ半分ほどしか登ってないのか。ちょっとここでも小休止。雪山に一人。先行している人も登ってくる人も気配が全く無い。聞こえるのは野鳥の声だけ。

高屋山からは一旦緩い下りだ。これまで広い尾根を歩いてきたのだが、行く手は急にやせてきた。そして右側の谷は雪庇だろうか。あまり近づかないようにしよう。

山頂まであと1.0kmの看板。1kmとはいえ、まだまだ先は長いぞ。

小津権現山

高屋山に着いた。思わずザックを下ろす。ここまでもきつかったが、まだまだ山頂まではほぼ半分。

  
小津権現山

木々の向こうに見えるのが小津権現山かな?

小津権現山

まだまだ先は長そうだ。

小津権現山

登山道はヤセ尾根になってきた。右側の谷には雪庇。

  
小津権現山

どれだけ張り出しているのかわからない。できるだけ避けながら・・・。

小津権現山

山頂まであと1km。頑張るぞ。


  
小津権現山

ようやく前衛峰。山頂は目の前。

小津権現山

どうやら前衛峰に来たようだ。目の前の一番高いピークが小津権現山。そして稜線を右へ辿ってみると、その向こうに独特な形の花房山がちょこんと頭を出している。さらにその向こうにはかろうじて見える雷倉。小津三山揃い踏みだ。

し、しかし前衛峰からの下りがきつい。距離としてはほんのちょっとなのだけど、ここはスノーシュー付けているとかえって進みにくいだろう。なんとか気をつけてクリア。あとはコルからひたすら登るのみ。

  
小津権現山

前衛峰から一旦下る。これが思った以上に急だ。写真では尻セードできそうに思うかもしれないけど、こんなところでは無理。大怪我しちゃう。

小津権現山

更に激下りは続く。ほんのちょっとなんだけど、注意しないと滑落だ。


小津権現山

何とか無事に下る。コルからは再度ひたすら登り。


  
小津権現山

ここの岩場の登りもきつい。滑らないように注意。

激下りから一転、急登になってきた。悪いことに岩がむき出しになっている。ちょっと緩めの雪が乗った岩をここでも注意しながら登っていく。天気がよくて気温が高いだけに、汗もどんどん吹き出てくるね。

岩場を無事クリア。しかしまだ山頂は遠い。とにかく後は頑張るのみだ。どうやら最後の急登になったようだ。見上げると雪面の上は真っ青の空。最後に踏ん張ると右手に道標らしきものが立っている。

「つかれさん うこそ・ごんげ・・・?」

なんてことは無い。字が消えていたり、雪に埋まっているだけ。

「おつかれさん ようこそ・ごんげんさん・・・」だろう。

  
小津権現山

うわー・・・まだまだだ・・・。

小津権現山

頭上は青空。そろそろ山頂か?

小津権現山

雪面がまぶしい。あそこのピークまで頑張ろう。

  
小津権現山

お、山頂かな? 右手に埋もれている道標は・・・。

小津権現山

「おつかれさん」の文字でホッとするね。


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