大川入山

夏山はすぐそこ

  
  

前ページの八ヶ岳の拡大写真をご覧いただければわかるけど、山頂は虫だらけ。じっとしているとすぐにまとわりついてくる。ハッカオイルで作った自家製の虫除けも最初は効くのだけど、またすぐにまとわりついてくる。急いで食事を取り、早々に下山することにする。これはタマラン。

改めて登ってきた尾根を見下ろしてみる。その向こうには蛇峠山。素晴らしい景色だ。KUMAクンがオススメするのもわかるね。木村さんにも是非味わってもらいたいな。

そ、それにしてもまだ人に会っていないぞ。本当に人気のある山なのか?

大川入山

虫に負けて早々に下山。ノンビリ帰ろう。

  
大川入山

景色も十分満喫できてよかった。

大川入山

登ってきた尾根。その向こうは蛇峠山。素晴らしい眺めだ。


  

ササ原を下りていくところで足が止まった。よくよく見てみると、またまた南アルプスが見えるではないか! いや~これも恵那山に引き続きラッキーだ。

しかし相変わらず虫がブンブン。写真に大量に写り込んじゃったぜ。

大川入山

息を切らして登ってきた道も下りは楽だ。

大川入山

一気に高度を稼いだのがわかるね。

  
大川入山

偶然見ることができた南アルプス。悪沢岳から上河内岳に続く西側稜線がはっきりと見える。


  

ササ原を下りていくと、ようやく今日初めて登ってくる2名の親子連れとすれ違った。更に下りていくと何人かが登ってきている。やっぱりここは人気のある山だ。たまたま自分の登る時間が早かったんだな。コルからは往きと同様、緩いアップダウンが続く。横岳までは往きと比べてあまり時間短縮とはいかなかったね。

横岳ではお父さん2人が休んでいた。そのうち一人は63歳から登山を始めて今年で3年目らしい。この大川入山に登るのは今日で3度目とのことだ。お父さんは富士山に登りたいのだが、知人から「まだやめとけ」と言われているので、トレーニングのためにこの山に来たそうだ。しかし目標があるのはいいこと。無理せず、ガツガツしなければ絶対に登れるよ。

バナナを頂いたお礼に元気の出る飴ちゃんをあげて再度下山する。登り同様、木の根がちょうどいいステップになって快調に下りていく。結局下山時には20人近くの登山者とすれ違っただろうか、やはり人気のある山であることを再認識だ。印象深かったのは最後にすれ違ったソロの山ガールが可愛かったこと。

  
大川入山

横岳に到着。休憩していたお父さんにバナナをもらってしばし歓談。

大川入山

さて、登山口まであとちょっと頑張るかな。

大川入山

木の根が張りだしていても帰って歩きやすい。

  
大川入山

行きに渡った鉄製の橋。ここまで来たらあとは楽勝。

大川入山

コンクリートのブロックが現れた。まるで歩道と車道を分けているよう。

大川入山

登山口が見えてきた。わざわざここまで車で来る人もいるんだね。

  
大川入山

無事下山。時間はまだ10時ちょっと過ぎたところだよ。

大川入山

木村さんに習って看板前でバーン。木村さんもガンバレ!

大川入山

国道を渡れば駐車場だ。今日は心地よい疲れ。

  
大川入山

今日の山行終わり。KUMAクンのオススメは自分のオススメになった。


無事登山口に辿り着き、駐車場へ戻ってきた。時刻は10時15分。まだ時間に余裕があるから蛇峠山にでも・・・いやいや、行かないって。今日はこれでオシマイ。

富士山を目標としているお父さんは、富士山は誰かに連れて行ってもらわないと登ることはできないと言っていた。確かに経験ある人と登った方が絶対いい。しかし登るのは自分自身。登るも登らないのも自分の判断が登山だ。「連れて行ってもらう」じゃなくて「自分が行く」と考えればいい。

お父さんの健闘を祈ってます。


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