御嶽剣ヶ峰

御嶽剣ヶ峰 ~復興の山~

泥の二ノ池

  

サイノ河原から岩場を登り、左手に二ノ池から流れる沢に沿って登っていくと、ガスの向こうに二ノ池山荘が見えてきた。そして二ノ池が眼前に現れると・・・絶句だ。あのきれいだった二ノ池が今は火山灰の泥で灰色になっている。山荘の方へ歩いていくが、辺り一面泥に覆われていてかつての青い二ノ池の姿は見られない。噴火時は多くの噴石が降ってきたようだが、改めて噴火の規模を目の当たりにすることとなった。

山荘で宿泊し、朝に剣ヶ峰に登って下りてくるところだろうか、行き交う登山者はほとんどヘルメットを被っている。

御嶽剣ヶ峰

ガスの中に二ノ池山荘が見えてきた。

  
御嶽剣ヶ峰

二ノ池の水が流れ出るところ。目の前の二ノ池は火山灰が積もって灰色になっている。

  
御嶽剣ヶ峰

ガスで見通しは悪いが、池は一面灰色だ。

御嶽剣ヶ峰

静かな青い湖面は今は見られない。

御嶽剣ヶ峰

二ノ池山荘。かつての二ノ池本館がリニューアル。

  
御嶽剣ヶ峰

二ノ池の湖岸に沿って歩いていく。剣ヶ峰へはもう少し頑張らねば。

御嶽剣ヶ峰

泥の上に付いたアニマルトレース。


  
御嶽剣ヶ峰

途中でルートは二手に分かれる。

御嶽剣ヶ峰

左は黒沢口登山道を経てロープウェイへ。剣ヶ峰へは右側の石が点々と続くルートを辿っていく。

  
御嶽剣ヶ峰

二ノ池山荘を振り返る。火山灰に覆われた二ノ池がかつての姿を取り戻すのは何年後だろうか。

御嶽剣ヶ峰

入山禁止区域の案内が貼り付けてある。

  

二ノ池山荘から剣ヶ峰に向けて登っていく。辺りは相変わらずガスが立ち込めており景色は望めない。途中で黒沢口からのルートと合流するが、ロープウェイを使って登る登山者が多いせいか、登ってくる人が増えてきた。
登山道に沿って張ってあるロープには「火口から〇〇m」の標識が取り付けられている。このせいか、今自分は活火山の真っ只中を登っているのを実感する。

ガスの向こうにピークが見えてきた。記憶が正しければあそこが剣ヶ峰だ。

御嶽剣ヶ峰

黒沢口ルートからたくさんの登山者が合流してくる。

  
御嶽剣ヶ峰

火口まで600m。まさに活火山の真っ只中。

御嶽剣ヶ峰

あそこが剣ヶ峰のはず。木村さんはこの辺りで座り込んでしまったっけ。


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