御嶽剣ヶ峰 ~復興の山~
五ノ池からの先
五ノ池小屋から先、覚えているだろうか? まずは左手に三ノ池を見ながらサイノ河原避難小屋へ向かう。最初は緩やかな岩がゴロゴロした道だったのだけど、次第に登りがきつくなってきた。あれ? こんなにしんどいルートだったっけ? いや、自分の体が鈍っただけとか。
三ノ池全景。木村さんと初めて訪れたときはあまりの神秘的な光景に驚いたもんだ。
足元に白い花。なんだろう?
多分ハクサンイチゲ。間違っていたらスイマセン
三ノ池の南端にある建物が三ノ池避難小屋。ここが開田頂上だね。
これはハクサンチドリかいな。
ミヤマアキノキリンソウ。漢字では「深山秋の麒麟草」。
まだ雪渓が残っているね。
三ノ池への分岐に到着。左に下りていくと開田頂上だ。
落石に気をつけて登っていく。
かなり三ノ池が遠ざかった。
サイノ河原避難小屋に着いた。後ろの三角のピークがアルマヤ天。
概略図も風雨に耐えている。
ここにも鳥居と祠があるのだがかなり傷んでいる。
白竜教会のあるサイノ河原避難小屋に到着。木村さんと初めて訪れたときの写真と比べてみると、かなり祠やその周辺が傷んでいるのがわかる。ここで改めてサイノ河原から剣ヶ峰方面を見てみるのだが・・・なんかガスがだんだん立ち込めてきたぞ。何とか先の二ノ池山荘が見えるのみ。息を整えた後にサイノ河原へ下りていく。
ここは幾度となく木村さんの調子が悪くなったところ。辺り周辺にはたくさんのケルンが積まれている。こうやってガスに包まれると本当に違う世界を歩いているようにも感じる。
避難小屋からサイノ河原を望む。ガスの向こうにかすかに見えるのが二ノ池山荘。ここからはよくわからないけど、途中にルートがわかりにくい岩場があるんだよね。
紫色がきれいなイワギキョウ。
黄色の丸い花はミヤマダイコンソウ。
朽ち果てた指導標。迷うことはない。
ガスの中をひたすら登っていく。
幻想的なサイノ河原。こうやって改めて歩いてみると、木村さんが急に調子が悪くなったのを思い出す。