御嶽剣ヶ峰 ～復興の山～
4年振りの飛騨頂上
八合目から再び樹林帯の中の登山道を登っていく。しばらくするとだんだんと高い木が少なくなり、足元には「森林限界」の文字。この先に笠ヶ岳が見えるスポットがあるのだけど、今日は雲が広がっていて北アルプス方面は何も見えず。ちょっと残念だけど、更に進んだところからは視界が開け、眼下に絶景が広がる。
しかしながら、やはり久しぶりの登山。ジグザグに差し掛かるところでちょっと息が切れてきた。今日は剣ヶ峰まで行く予定なので、あまり無理はできない。広がる景色を見ながら腰を下ろして一休み。
空を見上げてみるが、今日の天気は良くなるのか悪くなるのかさっぱりわからない。再度、最初の目的地の飛騨頂上を目指す。
この辺りから森林限界。ようやく樹林帯を脱出。
雲が広がって遠くは見えないけど、眼下に視界が広がる。
摩利支天方面も雲がかかって見えないな。
ジグザグに差し掛かる。ここが踏ん張りどころ。
やっぱ息が切れてきたので、ここで小休止。残念ながら今日は厚い雲が広がっているので遠くは見渡せないな。御嶽からの北アや白山を久しぶりに見たかった。
飛騨頂上に向けて出発。五ノ池小屋が見えているがなかなか近づかない。
オンダテの花。御嶽で最初に見つかったのでこの名前とか。
コマクサもあちこちで花を咲かせている。
ようやく着いた。五ノ池小屋。飛騨頂上はここを左。
飛騨頂上の祠が見えてきた。
飛騨頂上に到着。最初に訪れたのは2006年9月。いつも木村さんがここでバテて座り込んでいたっけ。
KUMAクンと4年前に登って以来の飛騨頂上。これまた8年前にアッちゃんたちと登ったときには祠が新しくなっていた。こちらはまだまだ色褪せてはいない。ここは標高2,811m。五竜岳とほぼ同じ高さ。しかしやはり残念なのが遠くの景色がさっぱり望めないこと。今日はずっとこんな天気だろうね。
そして飛騨頂上からちょっと下りていくと三ノ池。春先から初夏にかけては池に残雪が見えるのが何ともいいんだよね。もちろん今は真夏なので雪は見られない。
前回は規制のためここまでだったけど、今日はこの先へと進む。その後の剣ヶ峰はどうなっているだろうか。
五ノ池小屋の向こうは剣ヶ峰のはずが・・・ガスが出てきた。
こちらはアルマヤ天。かろうじて見えている。
眼下に広がる三ノ池。標高2,800mにこんなきれいな池があるなんて、火山ならでは。
今日は剣ヶ峰を目指す。先はまだ長い。
剣ヶ峰かと思ったらどこかのピークだった。
まずは飛騨頂上からサイノ河原へ。いざ出発。