小津権現山 ~秋空の中の航空ショー~
予定変更で権現山
今年は春に体調を崩してからなんか調子がよろしくない。山に登ってもすぐにバテてしまう。いや、多分これは歳とったからだろう。とはいっても一日で朝日小屋から栂海新道を親不知まで下りたのは昨年のこと。一年どころか半年での体力の落ち様は凄まじいもんだ。
10月の頭に遠く雨飾山へと遠征し、ほぼ1ヶ月ちょっと。久々アッちゃんから「山行きませんか~」とのメール。以前から薮山を狙って登っているそうだが、ようやく奥揖斐のヒルも落ち着いた。行き先は西台山を経てタンポ。晩秋の奥揖斐の山を楽しめるかなと思い、急遽行くことになったす~さんの3人で横蔵寺から奥へ奥へと車で入っていく。
ところが・・・前方を走るアッちゃんの車が止まる。その先は大荒れのオフロード。登山口まではまだまだ先。歩くには遠すぎる。ここは一旦引き返して行き先を再検討。さて、どの山を登ろうか?
ここからで知ってる山はというと、小津権現山か。2年前にアッちゃんと登ったが、す~さんは登ったことはないとのこと。自分は数回登っているんだけど、ここのところは雪の積もった時期ばかり。秋に登るのは13年前に木村さんと紅葉を楽しんだ時以来だ。
小津の集落を抜け、林道を上っていくと既に一台の車が停まっている。というよりも、このいい天気の休日に一台だけ? と思いつつ、準備を整えて出発。きれいな景色や紅葉を期待しよう。
今日は権現山。しかし赤い車は目立つな・・・。
アッちゃん曰く、実物のクマと大きさはほぼ同じかも。
登山口で山に一礼。思えば13年前の登山口と比べると立派になったもんだ。13年前のレポはこちら↓ 登山口の様子を比べてみてね。以前は木々の中だったんだなあ。
「小津権現山~溢れるばかりの紅葉を満喫~」2005年11月5日
落ち葉で埋まった登山道を登っていく。
おや?紅葉か?
まだこの標高は紅葉が残っていた。
「お~真っ赤だ!!」 思わず見上げるアッちゃんとす~さん。
登山道は落ち葉に敷き詰められている。ふかふかの落ち葉のベッドの上を歩いていくと、登山口では既に終わっていたと思われた紅葉が現れ始めた。立ち止まってカメラを取り出すアッちゃん。す~さんも久しぶりの山の中の紅葉だろう。
今年の冬は暖冬だそうな。今日も途中でアッちゃんは上着を脱ぐ。自分もジャケットは無しで十分だ。思った以上に汗が吹き出てくる。
しかし・・・
寝不足のせいか、息が切れてきた。立ち止まると生あくびが出て眠たくなる。やっぱ体調管理ができていないな・・・と反省。
雨量計跡が見えてきた。
ここでもいい色。
立ち止まって撮影するアッちゃん。そろそろデジカメも買い替えかな?
す~さんは山登りそのものが久しぶり。忙しくてなかなか山に向かえないらしい。
なかなかの急登が続く。
天気がいいのに登山者がいないぞ。
分岐は新道側へ。
ここでバテてしまい、二人に先に行ってもらう。だめだなぁ~・・・
すっかり葉が落ちてしまった木々。この季節の落葉樹の森も何とも言えない味わいがあるなあ。
紅葉は一瞬だった。その後は急登あり、なだらかな斜面ありの登山道が続く。ここのところは雪の上を歩いていたから、改めてこんな登山道だったんだと辺りを見渡しながら登っていく。
バテバテだけど何とか三角点のある高屋山まで頑張ろう。
ね、眠い・・・