槍ヶ岳 ~翼よ、あれが槍の穂先だ~
槍の肩
飛騨乗越に到着。右手は大喰岳、南岳から大キレットを経て北穂へ通じる。左手は・・・ 左を向くと目の前に槍の穂先がデーーーーンと現れた。これにはビックリ。ようやく会えた槍の穂先。さらに一歩踏み出すと眼下には東鎌尾根と殺生ヒュッテ、ヒュッテ大槍の赤い屋根が見える。その奥には常念岳。バックには笠ヶ岳、その後ろに白山。ここまで見渡せると日本最高所の峠も味わえる。ここから槍ヶ岳山荘までは目と鼻の先。あとちょっと頑張ろう。
飛騨乗越にたどり着き、視界が開けたところで左を見るといきなり槍の穂先が目の前に飛び込んでくる。必死で登ってきただけに、感動のご対面。
右手には大喰岳。この先に中岳、南岳、大キレットが待ちかまえている。槍~穂高縦走路で有名だね。
眼下には東鎌尾根が続いている。手前が殺生ヒュッテ、奥がヒュッテ大槍。バックには常念岳。
標高は笠よりもこちらが高いけど、ここまで登ると笠の勇姿も見事。
笠の後ろには白山がはっきりと見える。
遙か彼方にも山々が見えている。今日は絶好の天気。
今回東鎌尾根の写真はあまり撮れなかった、というよりも忘れていた・・・。
頑張ったなぁ。ようやく槍の肩、槍ヶ岳山荘にたどり着いた。平日でまだ9時前。山荘にいるのは自分含めて8人。山荘では椅子を上げて掃除の真っ最中。お盆や連休には定員500名を遙かに超える宿泊客、穂先に登るのに片道1時間、山頂は大混雑で立つのが精一杯、数分でまた1時間掛けて下りる・・・。 ということを考えると、こんなにノンビリできるのは平日の早朝ならでは。残念なことにauは通じず。木村さんには後ほど報告。
テラスでしばし休憩後、ザックをデポして槍の穂先に登る。改めて見上げると思った以上に険しい。梯子も見える。さて、あそこまで難なく登ることができるかな? 最後の課題だ。
槍の肩、槍ヶ岳山荘に到着。平日のこの時間、静かな山だ。
山荘もホッと一息。9月の連休は大変だろうな。
山荘のテラスから見た槍の穂先。一息して登ってみようか。
あそこまで登るんだ。左には「アルプス一万尺」で唄われてる小槍。あそこでアルペン踊りは・・・ちょっと無理だろう。