御嶽

今日は下山

  
  
  • 八丁ダルミを大滝頂上へ向かう。相変わらず風が冷たい。

  • 今日はこれで下山です。まだ風が止まない八丁ダルミを過ぎて大滝頂上へ。古びた山荘の影で小休止。ここから下りていくとさすがに風が弱くなり、顔を出したお日様の光でポカポカ陽気になってきた。場所によってこんなにちがうもんなんだな。

    先を見ると改めてこんな登山道を登ってきたんだということがわかる。それにしても登ってくる登山者が増えてきた。中には山頂の状況を聞いてくる人もいる。寒くて風が強かったが、もう陽も昇ってきたのでさっきほどではないかな?でも気を付けて登ってね。

    改めて雲海を望む。やはり高いな。見ると眼下に田ノ原駐車場が見えるよ。遠いのか近いのか。

  • 大滝頂上山荘を振り返る。山荘は休業中。かなり老朽化しているようだった。

  • 雲海に浮かぶ目の前の山。登ってくる人に山の名前を聞かれたが、当然答えられる訳がない(悲しい)。

  • 登っているときは振り返ることもなかったが、田ノ原の駐車場が眼下に見ることができる。


朝暗いうちに登っているとき、足元がキラキラ光るので何かと思ったら霜柱だった。陽が昇ってきた今、もう霜柱もないだろうと思っていたが、あらゆる所に霜柱が見つかった。また登っているときは全く気が付かなかったが、岩から流れている水が凍っている! 何とつららも! 寒いはずだよな。

辺りは溶岩ががゴロゴロしている。とはいっても気を付ければそれほど困難な道ではない。よくこの登山道で捻挫したり転倒したりしてケガをする人が多いと聞く。登ってくる登山者を見ると、こりゃ明らかに軽装だろ・・・という人も多い。確かに登りやすいルートではあるが、ここは御嶽。ハイキング気分で登るところではない。

  • 寒いはずだよ。足元を見ると霜柱。

  • 登るときは気づかなかった。岩から流れ出している水が凍っている。

  • つららだよ、つらら。陽が昇っても凍ってる。

  • 辺りは溶岩がゴロゴロ。軽装で登る人も多いせいか、怪我人も多いらしい。

  • 金剛童子。多くの登山者とすれ違う。

  • ここら辺が森林限界のようだ。登山者の休憩スポット。

  • ここでカメラの電池を交換。寒さのせいか、あまりもたないようだ。

  • 晩夏の大雨のせいか、ところどころ補修工事がされていた。

  • 天気もいいようだ。これから登る人は風に気を付けて。


上りの登山者を優先させるため、下りはちょっぴり時間をロスしたようだ。順調に下り、フラットな砂利道になった。登山口からはあとからあとから登ってくる。オイラが早すぎたのか? どうやら7時~8時の明るくなった頃に登り始めるのが普通のようだ。時間を見ると8時を過ぎた辺り。賑やかな山も静かな山も良し。敢えて普通に登らないのもいい。

  • 階段も終わり、フラットな道になった。登りは暗くてわからなかったが、こんな道だったんだ。

  • 相変わらずこれから登る人がぞろぞろ。

  • もうすぐ登山口。あれ?ガスが出てきたぞ。

  • 振り返ると山もガスの中。

  • 登山口の鳥居が見えた。駐車場に到着。

  • 時間は朝の8時半。今日は朝早くからお疲れ様でした。


下界(とはいっても2,180mだが)はガスの中だった。振り返って山を見てもガスの中。実はここから長野県西部地震で伝上川に土石流をもたらした大崩落箇所が見えるはずなのだが、このガスで見ることができず残念。間もなく登山口の鳥居が見えて今日の登山は終了。駐車場にはこれから登る人もいて、山頂の情報を聞いてきた。

今回は田ノ原ルートから御嶽に登った訳だが、道もある程度整備されていて登りやすいルートだったし、こんな短時間で3,000mを越える山に登ることができるなんてあまりない。

しかし油断は禁物。山は怖いことを頭に入れて登らなきゃだめだね。

さて、木村さんもそろそろ始動してもらわないと。


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