先を見ると5月の初めに訪れた時よりもシダが成長しています。こちらは日陰が多く、沢もありジメジメしているためでしょう。小休止してから再出発します。所々に現れる観音様に手を合わせながら進みます。
ちょっと勾配がきつくなってきたかな? 木々に囲まれて見通しは悪いけど、沢の音を聞きながらひたすら登っていきます。
木村さんの行く手をヒノキの倒木が遮っています。ここは倒木の横を辿りながら進みます。登ったところは七合目。よくよく見てもどうして倒れたかはわかりませんでした。この先さらに倒木が多くなってきます。
と、同時に石がごろごろした小さな沢が現れ、ここに沿って登っていきます。ここは夏でも直接日光があたらないので登りやすいかもしれません。目指すはこの先の屏風岩。
ようやく屏風岩に到着しました。ここでザックを下ろします。屏風岩を見上げる木村さん。さすがにここを登ることまでは考えていないよう。
ここまでまだまだ大丈夫。でもここでちょっとお腹に行動食を入れておきます。しかし誰にも出会うことはありません。相変わらず鳥の声がするだけ。
さあ、十分に休憩もとって再出発。しかしこの先の八合目から石がゴロゴロした急な登山道をひたすら登っていきます。だんだんと木村さんも息が切れてきた模様。
九合目あたりからは沢の音も消え、ジグザグに登っていきます。ちょうど視界が開けたところから白山が見えるはずですが・・・あいにく今日は霞んで見えず。さあ、あともう一頑張り。