まだまだ続く険しい登山道。頑張って進むと「まむし坂」の看板。
「木村さ~ん、まむしです!」
一瞬驚く木村さんですが、看板を見て苦笑い。「本当にマムシがいると思ったよ・・・。」
まむし坂を登り切ると今度は「山居の鳥屋」。ここでもザックを下ろして小休止。
そういえば、ルート上のあちこちにギンリョウソウが生えています。確か前回来たときにはあちこちにいろいろな種類のキノコが生えていたのを思い出しました。また、辺りを見ると笹が刈り取られた跡があります。有志の方により登山道が整備されているのはありがたいことですね。
ルートは広葉樹林のなかをどんどん登っていきます。足が前に出にくくなったときに視界が開けました。
片側が崩落している青ナギに到着しました。ここから中央アルプスが一望できます。あの尖った山は南駒ヶ岳、その右のノコギリの刃のようなのが仙涯嶺。しばし景色を楽しむ木村さん。もしかしたら次の野望が頭に浮かんでいるのでしょうか?
さあ、あと一頑張りで山頂です。
登山道は森の中に入っていきます。鬱蒼とした中、辺りは大きな石がゴロゴロ。標識に従って進むと、ひときわ大きな石に三角点が埋め込まれています。ここが糸瀬山の山頂。
「珍しい山頂ですね。」とアッちゃん。
ようやく辿り着いた山頂。しかしここでお昼はちょっとね・・・。いやいや、この糸瀬山には最大のオプションが用意されています。
山頂からちょっと進むとこれまで以上に大きな岩、ノロシ岩があります。この山に登ったら、ノロシ岩にも登らなきゃ!