お助け水からしばらく登ると周りの木々が少なくなり、森林限界に出ました。ここからは絶景になります。

何となく左手を見ると、青空の中に笠ガ岳をはじめとした北アルプス連峰がはっきりと見えます。更に登山道を振り返ると、雲海に浮かぶ白山も現れました。足下は溶岩がごろごろした不安定な地形となり、披露も蓄積してきます。

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• ジグザグの道を進むと前方に五ノ池小屋の建物が見えてきました。しかしあと百メートル。なかなか近づきません。小坂口登山道の中で最もきつい箇所かもしれません。

  最後の力を振り絞ってようやく飛騨頂上に到着しました。振り返ると木村さんが必死に登ってきています。飛騨頂上の正面には摩利支天山がそびえています。

  あと少し。頑張れ！

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