・林道上部出発点 7:30 →登山口 7:35 →四等三角点 9:00 →白ガレ 9:55 →ヤセ尾根鎖場 11:45 →三方崩山頂上(昼食) 12:30 →下山開始13:10 →ヤセ尾根鎖場 13:35 →白ガレ 14:15 →四等三角点 14:45 →登山口 15:30
国道156号線を荘川から白川村方面へ北上すると平瀬の集落に入りますが、現在はキレイなバイパスができており、左手に三方崩山登山口の入り口があります。すぐに道は未舗装となり、荒れた上りになります。ここから先はローレンジのあるクロカン四駆以外はちょっと無理です。素直に路肩に停めて登る準備をしましょう。
我々は途中まで車で林道を進みましたが、途中で車を降りました。なぜか登山口手前は舗装路となっています。ちょっとした広場の左手に小さな階段が有り、ここが三方崩山の登山口です。
登山口からは小さな岩がゴロゴロしており草も張り出していて、沢の近くを歩いているようですが、間もなく整備された登山道に変わります。潅木の茂る中、ジグザグに登り高度が増していきます。一時間半ほどで四等三角点に到着。
四等三角点からは急な直登が現れます。脇にトラロープが張ってある区間は延々と続きます。トラロープが切れると向かって左側がスパッと崩壊した白ガレに到着します。これまで潅木に囲まれ視界が悪く、登るのに必死になるので、ここで小休止しましょう。くれぐれも落ちないように。
白ガレからは再度トラロープの張ってある直登が続きます。嫌になるくらい登るとだんだん傾斜も落ち着いてきますが、ここからピークの連続になります。一つピークを越えたと思ったら、眼前には次のピークが・・・。高度が上がってくると眼前に切り立った下りの急斜面が現れます。鎖が設けてあるので注意しながら降ります。
ここからは右に左に崩落箇所が出現し、登山道も数10cm程度の箇所もありますので注意しながら進みます。左へ曲がりこむと、あっけなく山頂に到着します。
とにかくハードな山なので、登る際には最初から飛ばさず、マイペースで行きましょう。特に延々に続く直登や連続ピークにはフィックスロープや鎖が設置してありますので、注意して下さい。ヤセ尾根は足下が不安定になりがちなので、バランスを崩さないようにゆっくり進みましょう。崩落箇所も多く、一歩間違えば滑落の危険さえあります。何事も無理は禁物です。
登山口の林道出口からバイパスを渡ると目の前に大白川温泉「しらみずの湯」があります。平成17年5月19日にオープンしたばかりの新しい温泉です。ちょっと料金が高いけど、露天風呂有り、檜風呂(男湯のみ)有りで疲れた体には気持ちがいいです。
大人700円(年中無休:10時~21時)駐車場は無料(約25台駐車可)
※サウナ施設はありません