急に前方から「おぉ~っ!!」との声。いきなり壁が現れました。
「もちがかべ」です。どんどん高度が上がっていきます。
木村さんが見えないけど、大丈夫かな?
頑張って登ります。遠くから見ると這うように登る人間が小さく見えます。
よく見るとフィックスロープが備え付けられています。
壁の上の方は丸太で階段状になっています。
まだまだ登る。どんどん登る。
いつのまにか下界は雲の中。登山口の湿気がウソのようにカラッとしたいい天気になりました。
頂上はまだ先のようです。木村さんが高山病? とりあえず休みながら最後の力を振り絞って斜面を登っていきます。