なんだかんだで4月に入ったものの桜があっという間に散った後は昨年同様の寒波。しかしゴールデンウィークを前にようやく暖かくなってきた。ここのところ山もさっぱり。連休中は山も混むだろうということで今のうちに登っておきたいという気があるのだが、なかなか体が動いてくれない。このままダラダラした生活を続けていると体力も落ちていってしまう。ここのところなかなか朝起きれないので、まずは近場から。
近場というとやはり各務原アルプス。そういえば2月にリハビリで須衛山に登った時、山頂にあった地図には稜線から外れて北に延びている破線ルートが描かれていた。しかし手作りで正確な地図とは思われない。ダメ元でちょっと確認しに行ってみることにする。ちなみに今回のレポは全く面白くも何ともないからね。
出発は福祉の里駐車場から。前回下山したところから登っていく。登山口には「見晴台登山口」の標識。あれ? 2月にこんなのあったかな? 恐らく見落としていたのだろう。行き先は緑に覆われている。
順調そうに登っていくが、だらけた生活をしていたせいかやはり息が切れてしまう。何とか鉄塔に到達。ここからは緩いアップダウンを繰り返しながら向山見晴台へ・・・と思っていたのだが、一匹のスズメバチに行く手を遮られた。偵察隊だろうか、大きな羽音をさせて威嚇している。このまま先へ進んでも万が一大群が出てきたらひとたまりもない。ここは早々に引き返し。そう、もうそんな季節なんだ。
来た道を戻り、鉄塔手前の分岐で巡視路を下りていく。しかしここにも厄介な奴ら。小さな毛虫や尺取り虫がどこでくっついたのかわからないが、体のあちこちにくっついてやがる。ほとんど歩かれていないため、行く手には蜘蛛の巣のトラップも多数。ま、時期が時期だけにしょうがないか・・・。木の枝で蜘蛛の巣を払い、体についた尺取り虫を取りながら一旦山を下りる。
今日は朝遅いので駐車場もゆったり。
見晴台登山口の標識。もう新緑の季節。
最初の分岐も覚えている。ここは右へ。
息を切らして鉄塔へ。しかしこの先で一旦下山する羽目に。
巡視路から須衛山の登山口に向けて林道を歩く。辺りはすっかり春山の様相だ。虫が多くなるのもあたり前だね。とか何とか思ってるうちに登山口。ここから須衛山に登っていくのだが、なぜか足が前に出ない。ここはゆっくり一歩づつ。いつの間にか体力もどん底まで落ちてしまったようだ。
何とか辿り着いたのが須衛東展望台。思わずここでザックを下ろしてお昼ごはん。お湯を沸かしてキノコスープをすする。何とも情けない状況なのだが、誰も登ってこないし、山頂からも下りてくる気配もないのでここはノンビリじっくり休憩させてもらう。
充分休憩を取って再出発。須衛山山頂はすぐそこだ。そしてまだ歩いていない道を探す。
林道を歩いて須衛山登山口へ。
ここまで来るのに何度も足が止まってしまった。せっかくのいい天気なのにね。
ようやく辿り着いた展望台。誰もいないことをいいことに景色を独り占めでノンビリさせてもらう。
何とか体力も回復した。
須衛山山頂はすぐそこ。まずは地図を確認。
今日確認するルートはここ。しかしこんな地図で・・・。