各務原アルプス

権現山再び

  
  

各務原権現山山頂から下りてきたT字分岐に差し掛かる。このまま山頂に戻ってもいいが、ちょっと調べたい箇所もある。T字分岐をこのまま真っ直ぐ進み、再度不明瞭な踏み跡を下っていく。谷に出たところで先程は東登山口に向けて下ったが、今回はここから山頂へ。かろうじて踏み跡は続いている。途中で左側の稜線(恐らく本ルート)に取り付く踏み跡が現れたが、ここは真っ直ぐ谷に沿って登っていく。

しかし間もなく薮に囲まれてしまう。GPSは確かに山頂方面に向けて進んでいるのだが、もう今日の薮漕ぎは懲り懲り。たまらず引き返して南側の稜線に向けて登っていく。

途中「幻の滝」の看板を見つけた。雨が降った後に限って現れる滝があるようだ。稜線に出るとここは眺めのいい本ルート。東登山口、南登山口から続いているルートだ。あとは山頂に向けて道なりに歩いていくだけ。

  

途中で名物の二ッ岩が現れる。どんな日照りでもこの山に雨乞い祈願をすれば七日以内に雨が降るそうな。

二ッ岩からちょっと歩くと山頂からの直登の階段の分岐に出た。後はこの階段を登っていくのみ。しかし朝から歩きっぱなしで重い荷物も背負っていると足も重たくなってくる。ここは最後のひと頑張りだ。

各務原アルプス

山頂に向かって谷沿いに進んでいくが、途中で踏み跡は消滅。

各務原アルプス

仕方ないので幻の滝から南側の本ルートへ。。

  
各務原アルプス

本ルートに出た。幻の滝は今回はお目にかかれず。

各務原アルプス

名物の二ッ岩。話には聞いていたけど、初めて見たよ。

各務原アルプス

最後のきつい登り。直登を一気に登りたいところ。


  

最後は息が切れてしまったが、ようやく再び山頂に到着。ザックを下ろしてしばし休憩。天気がいいせいか、無線もよく入感してくる。応答したいところだが、やはりコールサインがいまいち聞き取れない。無線やる人ってどうしてあんなに早口でしゃべるんだろうね。

周りの人たちは見るからに軽装。眼下に街が見える里山だからね。むしろ自分のような格好のほうが目立って恥ずかしいくらい。

  
各務原アルプス

東屋は混んでいるので景色のいい木陰で呼吸を整える。天気が良くて暖かい日はボーっとしていたいくらいだ。


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