保月山を過ぎると緩い下りだ。そして先の視界が開けた。
あれが経ヶ岳? いやいや、手前が杓子岳、その左奥が中岳。経ヶ岳はまだまだその先。かろうじて山頂からの稜線が見えるだけで、ここからは肝心の山頂は見えない。その向こうにはまだ荒島岳が見えている。遠くには能郷白山の姿も。
しかしこの先アップダウンがきつそうだ。更には経ヶ岳ははるか向こう。大丈夫かな・・・? ちょっと不安。
でも「杓子岳」「中岳」なんて立派な名前だね。名前だけなら「北アルプス登ってきたの?」と言われそう。
お、見通しが良くなったよ。
手前のピークが杓子岳、その左奥が中岳。その後ろにデーンと構えているのが今日の目的地の経ヶ岳だ。あそこまで頑張れるかな?
杓子岳へは一旦下る。
そして登り返し。誰が設置してくれたのか木のハシゴ。
疲れた体にはありがたいね。
杓子岳山頂に到着。見晴らしのいい休憩ポイントだ。バックは経ヶ岳。
やはりピークの続く縦走はきつい。杓子岳山頂は保月山よりも見晴らしのいい広場になっている。ここにも三角点。標高は1,440mで保月山かより170m弱高い。でも一旦下っているからね。
中岳方面を見ると笹の中に一筋登山道が見えている。その後ろには経ヶ岳。やっぱ高いな~。
左は次のピークの中岳。その後ろには経ヶ岳がそびえたつ。
中岳には笹の中、一筋の登山道。
杓子岳からの眺めはいい。荒島岳は雲に隠れつつあるかな? ここでちょっとザックを下ろす。休憩しなきゃ後がもたないや。
杓子岳から中岳へ。ここでも一旦緩く下って登り返す。杓子岳から見たように、笹に囲まれた登山道だ。だんだんと経ヶ岳が近づいてくる。行く先右手、ということは南に雄大な尾根が続いているね。山頂直下は大昔の火口跡らしい。もっと勉強しておけばよかったな。
リンドウのようだけど、種類はわからん。
笹の中の登山道を登っていく。
こんな登山道も見晴らしが良くていいね。
経ヶ岳がはっきりしてきた。南側には歩いてみた稜線が続くが、ルートは無いらしい。山頂手前の窪地状になっているところは火口跡らしい。
中岳に到着。ここはそこそこの広場だけど中央に笹に囲まれた目印があるだけ。ここも休憩ポイントだね。
杓子岳を振り返る。ここからも笹の中に一筋の登山道。
ここは経ヶ岳へ最後のピークだ。よくよく見ると経ヶ岳山頂まで一本の登山道が見えている。ひぇ~・・・この先のコルから山頂まで標高差230mを一気だ。
それにしても今日は誰一人として会っていない。連休の谷間だから当たり前か。
さあ、中岳から経ヶ岳に向けて出発。最後はキツイぞ。
よくよく見ると経ヶ岳山頂への登山道が一筋。あそこを登るのかー!!