泥まみれの登山道でもっとつるつると滑ると思っていたが、以外にも路面はしっかりとしている。どうやら土がかなり水分を吸収したようだ。これなら帰路も大丈夫だろう。わずかだが雲も薄くなってきた。一頑張りで七合目のお猿岩。目の前には真っ白の雪原・・・!!
といきたいところだったが、案の定期待はずれ。ほとんどが茶色の地面で行く手に所々残雪がある程度だ。予想はしていたけどここまで雪が消えていたとはね。でも今日はさほど寒くはないし、何より名物の風が吹いていないだけいいか。
谷から三角点への直登も雪が剥げてしまっているので、経塚山経由の夏道で山頂を目指すことにする。
七合目は目前。雪は・・・あれれ?
七合目お猿岩に到着。雪がちょっぴりあるだけ。
右手にあるのがお猿岩。一ヶ月前は雪の下だったのにね。経塚山へのルートにも雪はほとんど無し。
雪が無いのは仕方が無い。夏道を辿って山頂を目指す。
次はお虎ガ池経由で経塚山だ。ぬかるんではいないが、泥で滑りやすい夏道を気をつけて進む。しばらく歩くとルートを残雪が遮っている。しかし気持ち程度。泥で汚れた靴がちょっぴりキレイになるくらいだ。
お虎ガ池は完全に凍結。しかし看板には「ここはお虎ガ池ではありません」と書かれている。ま、そんなことはどうでもいいか。ポールで湖面をつっつくとカチカチ。ここで気がついたのだが、KUMAクンのポールにはバスケットが付いていない。これが後々困ることになるとは・・・。
次は経塚山。なだらかな道をひたすら進む。
経塚山までは緩やかなアップダウン。
鳥居が見えてきた。雪の上をザクザク歩く。さほど足は沈まない。
鳥居に到着。ここは雪が残っているね。
ここはお虎ガ池ではないらしい。池を覗くKUMAクン。
シャーベットかと思ったらカチカチだ。
ここからはしばらく雪上歩き。心地いいほどに足が沈む。しかしウエートがあるせいか、KUMAクンは足ががっつり沈んでいる。コケることはないけど、コケてもアッちゃんが後ろにいるので大丈夫か。
でも泥道歩くくらいなら雪の上の方がいいね。
残雪の上を歩くKUMAクンとアッちゃん。
「おーっ 足が沈む!!」
アッちゃんが雪上歩行を後ろからレクチャ。
うん、なかなかスムーズになった。
ルートは下りへ。ここだけ見るとかなりの雪があるようだ。
すぐに雪に慣れてきたKUMAクン。
目の前に見えるのが経塚山。雪上歩きもそろそろ終わりだ。
雪は一段落。ここから経塚山へ緩やかに登る。しかし気を抜いていると泥で滑ってしまう。これじゃあワカンもアイゼンも必要ないね。
ちょっとKUMAクンバテてきたようだ。今日はノンビリ登山。マイペースでゆっくり行こう。