下りで気をつけるのは狭い岩場と前衛峰への登り返しだ。登ってきた尾根を眺めながら一気に下る。岩場は難なくクリア。
そして前衛峰への急な登り。ここは慎重にキックステップで登っていく。疲れる以上に緊張するね。
あそこが登ってきた尾根だ。再度気を引き締めよう。
まずは前衛峰に向けて一気に下る。
日陰なので凍っている箇所も。ここは慎重に。
あんなところ登ってきたんだ。あのピークが高屋山だろう。
息が切れる。しかし緊張は切らさない。何でも無い登りでも気を抜くと一巻の終わりだ。
往きで見た雪庇。こんな風になっていたんだ。
前衛峰を過ぎると往きで見た雪庇が現れた。反対方向から見るとやっぱ危ないな。近寄らないようにしよう。
ここでも雪庇。上を歩くのは怖いね。
トレースは自分のものを辿っていけばいい。後から登ってきた男性のスノーシューのトレースも続いている。どうやら早いうちに装着したようだ。しかしよくあのままで前衛峰からの下りや狭い岩場を歩いてきたもんだ。
雪庇を過ぎれば多少の登り返しはあるものの危険箇所はない。このまま一気に高屋山まで下りていこう。
高屋山に着いた。さすがにザックを下ろす。山頂から標高差約200m。それ以上に下ってきたのを感じてしまう。
スノーシューのトレースはまだまだ続いている。どうやら雪が現れたと同時に早いうちから装着したようだ。やはり朝に比べて若干足も沈むようになった。
高屋山で思わず休憩。疲れた~。
トレースははっきり。
最後まで青空。今日もラッキーだ。
まだまだ続くスノーシューのトレース。
ここでパタリと雪がなくなる。面白いね。
ロボット雨量計跡。登山口前はあと少しだけど疲れたので小休止。
雪がなくなり、あとは快適な登山道。ロボット雨量計跡、登山口の駐車場を経て白山神社まで下る。今日は雪で滑ることはなかったけど、落ち葉に滑って埋もれること数回。何とか無事に登山口に辿り着いた。
公民館まで舗装路を歩いていると、年老いた地元のお母さんがいた。雪の状況を聞いてみると、この時期に集落に全く雪が無いなんて経験が無いとのことだ。やっぱ今年は雪が少なかったようだね。お母さんはこれだけ雪が少ないのだから、夏は豪雨で増水するかもしれないと心配していた。
でも大丈夫。この後、白山神社にお参りしておいた。きっと小津の神様が守ってくれるに違いない。
登山口に着いた。しかしここから更に下らねば。
さあ、疲れてるけどあとちょっと下る。
落ち葉に滑って埋もれながらもようやくゴールは目の前。
まるで裏山への入り口のような登山口。
今日も無事下山。楽しかったけど疲れたね。
車を停めた公民館へ。ほとんど人に出会わなかったな。