高妻山

満足のアッちゃん

  
  

予想はしていたが、こ、これは相当注意して下らないと滑る滑る。順調に下っていくと急に前の人に詰まってしまった。どうやらここでも婆様たちが恐る恐る下っているためだ。しばらくは距離を置いてゆっくりとついていったが、付き添いで誘導していたオバチャンが先に行かせてくれた。いくら百名山ブームだからといって、あれじゃかなりアビナイ。

九勢至まで来ると一息だ。あとは緩やかにアップダウンしながら下っていくだけ。往きに巡った仏様たちに無事乙妻山の十三虚空蔵まで行けたことに感謝しながら軽快に進む。

予定どおり下山は新道で戸隠牧場に下りる。と、気が付いたら五地蔵に着いた。あれ?確か新道の分岐は六弥勒だったんじゃ・・・。

高妻山

高妻山から一気に下山。天気が良くて良かった。しかし女性的なイメージとは正反対。男らしい厳しい山だったよ。


  

さほど遠くもないので六弥勒に戻る。やはり分岐はここだった。アッちゃんも気が付かなかったとは。

しかしこの新道、意外に手強い。相変わらず泥で滑りやすい急坂を一気に下っていく。アッちゃんはちょっと膝にきているようだ。眼下に戸隠牧場が近づいてきた。無理しないように休憩を挟みながら下っていこう。

高妻山

気が付いたら五地蔵まで戻ってしまった。

高妻山

急いで六弥勒へ戻る。新道はここから下っていく。

  
高妻山

笹が刈り取られた急坂を下っていく。気をつけて下らないと泥で滑って危険だ。眼下には戸隠牧場。

高妻山

戸隠牧場の横にはキャンプ場。まだまだ急降下は続く。


高妻山

空は青空。アッちゃんも気持ちよさそう。

  
高妻山

静かな新道。ほとんど人と出会わない。

高妻山

アッちゃんちょっと膝にきたか。休憩しながら下ろう。

高妻山

わずかに残っていた紅葉。これだけでも満足。

  
高妻山

戸隠はキノコの山だけど今回はほとんど出会わず。たまたま見つけた木に張り付いたやつ。種類は・・・調べたけど不明。フスベの一種かな?

高妻山

いい色合いだ。最盛期は凄い眺めだろう。


  

ようやく戸隠牧場に下りてきた。これで今日の山行は終了。アッちゃんとハイタッチ&サムアップ。恐らく今日のオモテナシにはアッちゃん満足してくれただろう。

駐車場は既にガラガラ。しかし今日は百名山の混雑振りの恐ろしさを目の当たりにしてしまった。たまに書いてるけど、百名山には興味はない。登りたい山に登るだけ。

  

百名山を選定した深田久弥は奥深い「避衆」登山を好んだそうだ。自分の選定した山の混雑振りを見て何と思うだろう。

ま、そんなことはどうでもいいことだ。安全に登山を楽しみ、無事に帰ることができればそれでよい。今日も無事下山した。山頂からの絶景は十三の仏様からの頑張ったご褒美だね。

高妻山

ようやく牧場まで下りてきたようだ。やっぱ一気に下りるとキツイ。

高妻山

ここの沢を渡れば登山口。

  
高妻山

目の前に牧草地が広がる。いい山だったね。

高妻山

下りてきたところは弥勒尾根だそうだ。登山口でサムアップ。

高妻山

往きの登山口に合流。あとは駐車場へ歩くだけ。

  
高妻山

牧場を歩くアッちゃん。今日は満足してくれたかな?

高妻山

ここを渡れば駐車場。この時間はガラガラ。

高妻山

陽も落ちて一気に寒くなりそう。しかし戸隠は何度来ても面白いね。


  

最後にアッちゃんの希望で名物の戸隠蕎麦を食べることに。駐車できるところを探しに探して最終的には戸隠キャンプ場内の蕎麦屋へ。

道を挟んで二軒お店があるけど、アッちゃんが「こっちこっち」と言う。さっそくお店お勧めのきのこ蕎麦を注文。最初は漬け物が出てきたので、蕎麦ができるまで漬け物をかじっていると、蕎麦と一緒に頼んでもいない天ぷらが出てきた。

これが乙妻山で入手したいい情報。天ぷらは塩で頂く。蕎麦にはちょっとだけど松茸も入っていたようだ。これだから戸隠はやめられない。ちょっと遠いけど、来年も戸隠遠征計画してみよう。

高妻山

秋限定のきのこ蕎麦。多種多様のきのこが一杯。天ぷらも美味だ。


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