今淵ガ岳

高賀信仰の歴史を味わう

  
  
今淵ガ岳

下りで視界が開けたところ。関市の山々が見渡せる。

下りは雪で滑らないように慎重に下りていく。今日は足の指も痛いしね。途中で視界が開けたと所があった。よくよく後から調べてみると関市の山々が見えてたらしい。方向からすると今淵ガ岳から南西だね。

登ってきた道を順調に登山口へ下りていく。さすがに今日登るのは一人だけかと思ったら、送電鉄塔で三人の親子連れとすれ違う。しかし三人ともゴムの長靴とは・・・。

そのまま登山口に辿り着き、林道を歩いて今日の山行も無事終了。短い時間だけど静かな里山はいいな。

  
今淵ガ岳

ある程度下れば雪もなくなってくる。

今淵ガ岳

間もなく鉄塔が見えてきた。

今淵ガ岳

送電線を通すために山が切られているね。

  
今淵ガ岳

登山口に無事到着。あとは林道を下っていくだけだ。

今淵ガ岳

今日も頑張ったよ。ちょっとバテたけど・・・。

今淵ガ岳

瀧神社到着。妖怪退治伝説も調べてみると面白いね。


  

【妖怪退治伝説にまつわる高賀信仰】

社伝によると、天暦年間(10世紀中頃)、この地に妖怪さるとらへびが住み付き、村人に危害を加えているのを聞いた朝廷が、藤原高光をこの地に遣わし、妖怪を退治させたという。この時、高賀山大本神宮大行事神社(現・高賀神社)を再建し、7昼夜妖怪退治の祈願をしたという。高光が妖怪を追い求めて高賀から乙狩谷に来た時、山全体が黒雲に包まれて進めなくなってしまった。そのとき矢を黒雲の中に放つと雲が無くなり、やがて滝にたどり着く。この滝の近くの洞が妖怪の棲家であった。高光はこの滝で野宿をすると、滝の神々が妖怪を追い払う夢を見る。そこで滝のほとりに祠を建立したのが、瀧神社の始まりという。(瀧神社Wikipediaより)


妖怪退治伝説をもっと知りたい人は高賀山のある高賀神社に行くといいね。ちなみに、藤原高光が妖怪を退治する際に一匹のうなぎが現れ、道案内をするかのように前を行くのであとを追うと、妖怪を見つけだすことができ、持っていた弓矢で見事退治したそうな。以後、郡上市美並町の粥川地区の人々は自分たちを悩ませていた妖怪を退治する手伝いをしたうなぎを神の使いとして崇め、以後食べることを禁止したそうですな。


また、瓢ケ岳、今渕ケ岳、片知山など高賀山を主峰とした山の山麓にある、高賀山を囲む6つの神社(高賀神社、那比新宮神社、本宮神社、星宮神社、瀧神社、金峰神社)を尾根伝いに1日で歩いて巡る苦行(六社めぐり)が存在したそうだ。

ん? やってくれるだろうって? やらないよ!!!(汗)



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