先週は今年の初登りでふくべの森から瓢ガ岳に登った訳だが、」まさか自宅から見えていた山が高賀三山だとは今の今まで全く知らなかった。となると、高賀三山で高賀山、瓢ガ岳は登ったが、あと一座、今淵ガ岳だけは登っていない。じゃ、登ってみるかということで今回の山行は今淵ガ岳。以前は矢坪ガ岳から薮を掻き分けて登られていたそうだが、今は乙狩川沿いの板山集落の奥、瀧神社から登ることができる。
この瀧神社は妖怪退治伝説にまつわる高賀信仰六社のうちの一つ。由緒ある神社だ。まずは瀧神社目指して乙狩川沿いの道をどんどん北上していく。それにしてもこんな山奥に神社なんてあるのかな? と思っていたら瀧神社の鳥居が見えてきた。路肩のスペースに車を停めて出発。
乙狩川沿いの道に車を停めるスペースがあった。ここから出発。
瀧神社の鳥居。一礼して出発。
うわー・・・。いきなりの石段。長いぞ!
瀧神社の鳥居をくぐって長い石段を上がって本殿に到着。すぐ横の社務所に車を停めるスペースがある。なんだ、ここまで上ってこられるんだ。すかさず車の所まで戻り、社務所まで上がる。ちょっと路肩駐車は心配だもんね。
しかし肝心の登山口なのだが・・・ 登山口は上がってきた道をちょっと戻ると林道が分岐している。ここの木の枝に「今淵ガ岳↑1:45」の小さな標識が掛けられている。では、登山口に向けて出発するか。
林道はクロカン四駆くらいなら十分登っていけそう。15分ほど歩いただろうか、登山口が見えてきた。先ほどと同じような小さな標識、送電鉄塔への黄色の道標、更には左の岩に赤いペンキで矢印が描かれているので見落とすことはないだろう。
社務所横に数台車をおけるスペースがある。ここに車を持ってきた。
由緒ある瀧神社。ひっそりとした山の中、高賀信仰を守り続けている。
ちょっと戻ったところに林道との分岐点。
今淵ガ岳を示す小さな標識があるので迷うことはない。
緩い登りの林道歩き。無理に車で入っていくよりもウォーミングアップで歩いた方がよい。
大きく描かれた赤い矢印が登山口の目印だ。
登山道は杉林の中に続いており、緩やかな傾斜の道をジグザグに上っていく。最初の目標の送電鉄塔まではいわゆる作業道なので、さほどきついこともない。それに先週と異なり、雪もほとんど見られない。
最後ひと登りすると尾根に出た。目の前には送電鉄塔。視界も開けた。ここまでは順調。
まずは杉林のジグザグの登り。最初の目標は送電鉄塔。
小さな沢渡りもあるが、凍結はしていない。随所にある看板もありがたい。
お、尾根が見えてきたか?
左手に送電鉄塔が見えてきた。視界も広がりそう。
鉄塔からはちょっとだけヤブ漕ぎ。枯れたススキの中を進む。
若いサルノコシカケだろうか。針葉樹ならツガサルノコシカケ。山座同定以上にキノコ同定は難しい。