戸隠山~西岳周回

西岳とP1

  
  

本院岳から一旦下り、再度登り返す。縦走の一番きついところだ。ただ本院岳への登りほど長くはない。しかし山頂直下は一段ときつくなり、鎖も現れた。力を振り絞り、ガスで視界の悪い中登りきると、標識の立つ西岳山頂に到着。ここでも周囲を見渡してもガスに遮られて何も見えない。晴れてくれるのを願いながら最後のピーク、P1を目指す。

  
戸隠山~西岳周回

西岳山頂直下は更に険しくなり、鎖まで現れる。

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アッちゃん最後の登り。ガンバレ!

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ようやく西岳に到着。標識が無かったらわからないぞ。

  
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山頂はガスの中。未だ視界は無い。

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この先を地図で確認。P1まではさほどキツくないようだ。

戸隠山~西岳周回

最後のピーク目指して出発! ガス晴れてくれ!


  

地図を見ると西岳とP1の間は距離はあるものの、激しいアップダウンは無いようだ。所々登山道が崩れており、左手の谷が恐ろしいほどに切れ落ちている。滑落でもしたらどこまで落ちていくのだろうか。細心の注意を払いながら進んでいくと、目の前にP1と思われるピークが見えてきた。

すると上部から2名下りてくる。どうやら鏡池からP1に登り、これから戸隠山に向かうのだろう。

「この先下りは大変危険なので、気を付けてください。」

有り難いアドバイスをいただいたが、ちょっと身震いだ。

  
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ガスは更に濃くなってきた。大丈夫か?

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アッちゃん曰く、目の前のひときわ高いピークがP1かもしれないとのこと。

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谷側は非常に危険。落ちたらどこまでいくんだ!

  
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こちらから見る本院岳ダイレクト尾根。相変わらず奇妙な形だ。

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P1はまだまだ先。滑らないように慎重に。

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鏡池からP1へ登ってきた2名とすれ違う。この先かなり危険らしい。


  
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目の前がP1。八方睨からここまで険しく遠かったなあ。

いつのまにか少しずつだがガスが晴れている。目の前のピークがP1だろうか。辿り着いたところには「P1弁慶岳」と看板がある。八方睨を出発してから2時間ちょっと、ようやく稜線上の最後の目標P1に到達した。

見渡すと険しい本院岳ダイレクト尾根が下界へ続いている。ここから下りていく訳だが、稜線は西へP2、P3へと続いている。P2には三角点も設置されているとのこと。P2へ行きたそうなアッちゃんだったが、今日は無理。

一息ついて本日の核心部、P1からの大下降の始まりだ。

  
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P1は弁慶岳とも呼ばれているらしい。ここには立派な看板。

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ちょっとガスが晴れてきたかな?ダイレクト尾根が鮮明に見えるようになってきた。

戸隠山~西岳周回

稜線歩きはここまで。本日の核心部、P1からの大下降スタート!


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