奥三界岳

誰もいない山

  
  

プレハブ小屋のある登山口からようやく奥三界岳登山が始まる。いきなりの急登を登っていくが、間もなく視界が開けた。辺り一面のなだらかな笹原の中を歩く。今日は誰にも会っていないし、すれ違ってもいない。

すると目の前に小さな沢が横切っている。ここはイセ谷の源流部らしい。ここまで休憩らしい休憩も取っていなかったので、ここでザックを下ろす。ここでも聞こえるのは鳥の声だけ。この山は人気無いのかなあ?

登山道はこの沢を登っていく。だんだんと沢の幅が狭くなり、遂には自然消滅。ここからは通常の登山道の姿に戻る。

奥三界岳

林道終点にあるプレハブ小屋。林業の作業用だと思う。

  
奥三界岳

ここが奥三界岳の登山口。古い標識の手前に新しい看板が取り付けられている。

奥三界岳

急登を登っていくと視界が開けた。奥三界岳は目の前のピークの向こう。

奥三界岳

しばらくは気持ちのいい笹藪を歩いていく。

  
奥三界岳

涸れた沢に出くわした。ここでザックを下ろして一休み。

奥三界岳

ここはイセ谷の源流部。奥深い山を独り占め。

奥三界岳

登山道はこの沢を登っていく。今日は水はないが、雨が降ったらどうだろう。

  
奥三界岳

ちょっとガスが出てきたかな?沢が狭くなってきた。

奥三界岳

どうやら沢は自然消滅。踏み跡は更に上に続いている。

奥三界岳

大きく右折。経年劣化で看板の文字は消えかかっている。


  

沢が途絶えた後、周囲は一変してコメツガの茂る森の中に入っていく。しかしたまに出くわす泥沼が厄介だ。前もってルートの様子を調べておいたのだが、こんな暑い時期でも泥沼は随所に健在だ。泥沼があるせいだろうか、ここにもでかいカエルさんが随所に出現。あやうく踏んづけるところだった。

  

だれかが丸太を置いていってくれたのだろう。落ちないように丸太の上を慎重に進む。ここで落ちたら泥まみれだ。

軽いアップダウンを繰り返し、なだらかな登りを進んで行くと、笹の中に展望台が現れた。どうやら山頂に着いたようだ。

奥三界岳

周囲は一変、コメツガの森を進む。

奥三界岳

し、しかし・・・泥沼だらけ・・・。

  
奥三界岳

道はなだらかになってきた。そろそろ山頂付近か?

奥三界岳

「おるまい とるまい 高山植物」の看板。いつ建てられたんだろう。

奥三界岳

これが鏡池だろうか? ここら辺は笹の湿原となっている。

  
奥三界岳

またまた泥沼。噂には聞いていたが、足を突っ込まないように。

奥三界岳

お、山頂の気配。

奥三界岳

展望台がある。ようやく山頂だ。


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