二児山東峰からは快適な稜線歩きだ。登ってきた二児山の西尾根と異なり、所々に立派な標識が立っている。やはり二児山のメインルートはここなのだろう。それにしても相変わらず木々がやせ細っており、所々は倒木が密集している。これもこの山の一面なのだ。
しかしかなり長い稜線歩きだ。だんだんと疲れてきたし、黒河山までかかる時間とますます怪しくなってきた空と相談した結果、次の標識で黒川牧場へ下りることにした。今日のメインは二児山西尾根の登り。十分静かな山を満喫できたので満足だ。
黒河山に向かって稜線を歩く。
こちらのルートは立派な標識が設置されている。これなら迷うことはないね。
延々と続く登山道。アップダウンがあまり無いのも味気ない。
やせ細った木々。この山の一面だ。
まだまだ黒河山は先。ますます空も怪しくなってきた。
枯れ木と倒木の間を掻き分けながら進む。まるで木の墓場のようだ。
今日は黒河山はパス。黒川牧場へエスケープする。
黒川牧場に到着。今日もよく歩いたね。
黒川牧場上部に出た。既に放牧は終わったのだろう。人っ子一人いない。上部の鉄条網をくぐったところで遂にポツポツきた。急いでザックカバーをかける。何とかレイン着るまでではなさそうだ。このまま笹の中を下りていく。
笹原から脱出し、牧場内の道を辿って下りていく。すると行く先に小さな池と看板が現れた。よくよく見ると車が数台停めることのできる広場もある。放牧時期以外は車でここまで来れるようだ。二児山、黒河山、笹山はここを起点に登った方がよさそう。
あとは道なりに下りていくだけ。今日の反省をしながら歩いていくと・・・
遂にポツリポツリ。急いでザックカバーをかける。
レインを着るまでもない。本降りになる前に笹原を下る。
さっきまでポツリポツリと降ったり止んだりしていた雨が急に強くなってきた。こりゃたまらんと木の下に逃げ込む。しかし更に雨は強くなるばかり。ここは急いでカメラをザックに収める。
しばらく待ったがあとちょっとなので強行突破。しかしじきに止んでしまった。気まぐれな天気だ。
ちょっと日が差してきた。今の時期は放牧はなされていないようだ。
下ってきたところを振り返る。あの木々の中が登山道。
眼下に小さな池が見えてきた。
池に到着。二児山遊歩道の看板が立っている。
ちなみに一帯はガスコンロ類も含めて火気の使用は禁止。行かれる方は注意してね。
車が数台停められる広場もあり、ここを起点に一帯の山を楽しんでもよい。
ちょっと雨に降られてしまったが、何とか朝来た道に合流、車を停めた所まで無事戻ってきた。
穂高から帰ってきて一週間後、今日は登山道なのか獣道なのか、とても不思議な山行だった。そのシカの山に登ったKUMAクンもキツイ山行にもかかわらずよく頑張ったよ。次は是非木村さんと一緒に登りましょう。
それと、このサイト見てる皆さん、RED SKY RIOT ヨロシクね!
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KUMAクンここでも頑張ってるよ。
雨に降られながらも無事下山。ここのところ雨によく降られるなあ。
帰りは松川IC近くの「清流苑」でひとっ風呂浴びる。KUMAクンも今日はキツイ山行だったけど満足だったようだ。