無難に二つのナイフリッジを渡りきり、先ほど先行者が登っていた急登を登る。そして最後にチムニー状の岩を登り切ると、数人の先行者が出迎えてくれた。
辿り着いたところは八方睨。ちょっとした広場になっており、360°抜群の眺めである。戸隠山の中でもここが最も周辺が見渡せる箇所ではないかな?
更にビックリしたのは、今まで見えなかった高妻山がうっすらと雪化粧を施して目の前にそびえている。これには思わず見とれてしまった。
(◆おまけ)八方睨から周辺を見渡してみると(461kb)
チムニー状の岩を登り切った目の前に方位盤があった。ここが八方睨。標高1,900m。
ここから西へは西岳、東へは戸隠山頂上への分岐点となっている。
北東には今まで見えなかった高妻山。しかもうっすらと雪化粧した姿にはうっとりするほど。
まだまだ周辺は雪が融けていないようだ。
本院岳から西岳へ。今日は無理だ。
方位盤が八方睨の目印。
方向的には南東になるかな? 飯縄山と戸隠スキー場の全容も見える。
先ほどの蟻の塔渡りも見下ろしてみる。あんなところ歩いてきたのか?
登山道はこのまま山頂へと続いている。
八方睨で写真を撮っていたら、知らない間に自分一人になってしまった。辺りにはまだ雪が融けずに残っている。ここから稜線沿いに進むとすぐに戸隠山頂に着く予定。あと少しでお弁当にありつけるぞ!
八方睨から戸隠山頂に向かう。しかし所によってはまだまだ雪が残っている。
陽の当たらないところは冬の様相。
ちょっと木々や草も張り出してきた。濡れるのはガマン。