風越山 ~伊那谷の秀峰~
何ヶ月振りかの眺め
石灯籠からは広い快適な道だ。途中に立っている馬留の看板を過ぎ更に登っていくと分岐が現れた。実はここが虚空蔵山の巻き道の分岐(実際はそうなんだけど)と勘違いしていた。左は苦竹、右が虚空蔵山へそれぞれ向かう道だ。ここは迷わず右へ。
更に歩きやすい登山道を登っていくと、またもや分岐。秋葉大権現に到着。横に立っている看板には「秋葉様」と書かれている。左は虚空蔵山の巻き道となるので、ここは左へ。相変わらず整備された快適な登りが続く。しかしながらこの暑さ…
日向馬留の看板。日当たりの良いところで馬を休ませたようだ。
なかなかの登り。汗でびしょびしょだ。直射日光が当たらないだけまだマシとする。
苦竹との分岐。左が苦竹を経て二本杉ルートにつながる。ここは遠回りせずに右の虚空蔵山方面へ。
苦竹(にが竹)とは真竹のことらしいよ。
まだまだ虚空蔵山は先だった。
「蚕種石」と書いて「かいこたねいし」と読む。そのまんまか。
ひたすら続く登り。しかし荒れていないのでとても歩きやすいね。
秋葉大権現に到着。ここが虚空蔵山直下の分岐だ。右の看板には「秋葉様」と書かれている。ここで休憩しても良かったけど、とにかく暑いし、出発してまだ1時間も経っていないので虚空蔵山まで頑張る。
手書きの地図が最もわかりやすい。
途中にある奴谷。昔からの難所だそうだ。
秋葉大権現から15分ほどで休憩舎が見えてきた。と同時に後ろを見ると眼下に飯田の街とバックに南アルプスの山々。ここのところ景色が見えない山やあいにくの天気で遠くの山々を見渡すことがなかっただけに、何ヶ月ぶりの景色だろうか。
休憩舎にザックを下ろして景色を眺める。振り返るとその先の木々に囲まれた小さな丘に虚空蔵山の標識。ここが虚空蔵山だったんだ。
登山道は急に草が張り出してきた。
階段の先には休憩舎。
ちょっとした広場に到着。
なんと良い眺めか。今日はここまで来ただけでも価値のある眺望。
休憩舎の後ろには木々に囲まれた虚空蔵山頂上。
ここにも祠がある。
広場にぽつんと休憩舎。
さて、山頂に立つぞ。
虚空蔵山山頂に到達。基準点はないけど、公式には標高1,130mだ。登山道はこの先も稜線に沿って続いている。