各務原権現山 ~気になってたあの道~
あの道は何処へ?
久しぶりに各務原権現山の山頂。ここまで天気が良いと沢山の人達が山頂で景色を楽しんでいる。しかし・・・登ってくるときは誰にも会わなかったぞ。それもそのはず。こんなルート登ってくるのはモノ好きしかいない。
しかしいい眺めだ。双眼鏡と三脚持ってくればよかったと今になって後悔。
各務原権現山の山頂にある東屋に到着。今日は天気がいいね。
御嶽に乗鞍。ここまで雲がないのは久しぶり。
ここのところ天気が悪かったせいか、久々の晴天に絶景。笠ははっきり。槍は望遠鏡ないとわからないかな? 奥穂は手前の御前山に隠れてる。中央アルプスは全域が見えてるね。
大きな山火事があったからね。火を点けてる人はいなかった。
こちらは能郷白山。今年は雪が多いからゴールデンウィークは残雪が楽しめそうかな。
さて、ここからは周辺の枝道の調査。実は地図には載せていないけど、記憶が薄れているせいか、いろいろ行ったり来たりしている。今回のレポはそこのところはパスしてるのでご容赦を。
山頂から一旦下り、伊吹の滝の方向に向かう。そして途中で右に続く薄い踏み跡。よく見なければわからないけど、「猪の道」の小さな札が付けられている。ここからこれまた薄い踏み跡に沿って下っていく。ここは知ってる人じゃないと迷うかもしれないところ。そしてこの先に以前訪れたときに気になっていた分岐があるはず。
山頂を後にする。今日のメインはここから。
まずは長ーい階段を下りていく。そこから伊吹の滝方面へ。
青い空にはグライダー。フライトには絶好のコンディションかな。
猪の道分岐。ボーッとしてると通り過ぎてしまう。
今は冬だから何とか踏み跡もわかるけど、春先からはどうなるんだろう?
道は荒れ放題。半ば獣道化している。
ここが問題の踏み跡。昔はなかったけどピンクのテープが巻いてある。ということは誰かが通ったということか。
しばらく足元の悪い中を下っていく。かなり踏み跡は薄いため、ルートファインディングをしっかりと。そして以前見た分岐は残っていた。
よくよく見ると真っ直ぐ続く「猪の道」は鬱蒼とした中に続いていく。かえってこちらの枝道のほうが本ルート間違えてしまうくらいだ。枝道の先には誰かが付けたであろうピンクのテープが見えている。恐らくこの先は以前登った岩場につながると思うけど、可能な限りここ一帯の状況を確認するために足を踏み入れる。
途中までは踏み跡らしき箇所を辿っていくが、しばらくすると薮に囲まれてしまう。しかし目の先には見慣れた岩場。やはりここにつながっていたんだ。
目の前に現れた岩場。ここを登っていく。そして薮の少ないところを辿って北山尾根へ。草木が枯れている冬ならではの登りだ。
そして最後に尾根直下の尖った岩の上に座る。ここも久しぶりに訪れた。高度感は最高。十分景色を楽しんで尾根に出る。ちょうど権現山と北山の中間辺りだ。
狭い岩の上に立つ。向こうは伊吹の滝からの尾根。たまに歩いている人が手を振ってくれるよ。
ここからは各務原・関南アルプスから岐阜方面への地形の様子が手に取るようにわかる。この辺りの地質のお話はガイドに記述する予定。(只今資料集めて勉強中)
あの岩の上にいたんだよね。
北山到着。ここも久しぶり。